道化師

道化師

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冷たく
凍りついた月のかけらが
降りそそぐように
一人の夜が落ちてくる

涙と
笑顔の仮面に隠された
本当の心は いつしか
どこかに置き去りで

ライトの中で演じてる
失くしたはずの喜びを
忘れたはずの哀しみを
孤独を演じ続けてる

たとえば 夢に疲れても
裏切られた愛でも
心は空白のままで
思い出さえも残せず
見つめるだけの 道化師…

もうすぐ
ライトを浴びて歩いて行く
偽りを抱いて
今夜もカーテンは上がる

涙と
笑顔の影に佇んでる
本当の心は 自分を
塗り潰してるだけ

永い時間を演じてる
とっくに捨てた喜びを
閉じ込めてきた哀しみを
作った微笑みにのせて

小さな瞳が輝く
子供達の歓声
作り物を信じられる
素直な心の前に
仮面は崩れて落ちる

愛される事に不慣れで
愛し方も知らない
たった一度の輝きで
心に何か溢れる
涙を知った道化師…

涙を知った道化師…