甘い香りに抱かれ 目覚めたのは
遠い過去の記憶
捨てたつもりの記憶
追うことも泣くことさえ 出来ないままに
二人は背中を向けたね
だけどだけど今も 切なさだけがあの日のままに
いつもいつの日も気がつけば おなじ場所に立ち止まる
風が追い越していく 頬をかすめ
君のついた吐息
細いナイフのように
愛という現実さえ 護れないまま
僕らは別れを選んだ
強く強く抱いた 心の弱さ埋(うず)めるように
何か言いかけた君の声 稲妻がかき消してく
甘い香りに抱かれ 目覚めたのは
遠い過去の記憶
聞こえなかった言葉
今も耳を澄ますよ
同じ空のもとで