町外れの映画館(シネマハウス)
あの頃よく通ったね
二人だけの夢が見れた
硬い椅子の上で
無名(なもな)い星をきらめかせた
眼差しが好きだった とても
忘れられた映画館(シネマハウス)
今では来る人もなく
千の夢と千の夜を
そこに閉じ込めている 永遠(とお)いシネマハウス
ラストショーの映画館(シネマハウス)
泣いてるあなたを見てた
行っちゃ嫌と握りしめた
右手冷たかったわ
夢見る季節過ぎて人は
退屈な大人になる 何故
切れたフィルムつないで
あなたを迎えに行くわ
待っていると約束して
同じ夢を見ていた 永遠(とお)いシネマハウス
無名(なもな)い星もきらめいてた
あの日々を忘れないでいて
人の消えたシネマハウス
静かにフィルムが回る
千の夢と千の想い
銀の幕に投影(うつ)して
永遠(とお)いシネマハウス