太陽が光り出して
私の背を伸ばした時
窓の向こう側に
あなたの姿を見つけた
蝉の声が悲しい朝
水をくれたあなたの手に
そっと頬ずりした
私に気づいてくれましたか
夏になったら
だれもがみんな
私を見つけて
綺麗に咲いたと
愛してくれるけれど
夏が過ぎたら
秋になったら
私のからだは
首をうなだれて
枯れていってしまう
私に言葉が話せるなら
今すぐ
「愛しています」 と
何度も言えるのに
夏を演じる
それだけのため
生まれてきたけど
あなたの窓辺で
もっともっと咲いていたい
夏のあいだは
あなたもきっと
私を見つけて
綺麗に咲いたと
愛してくれるけれど
夏が過ぎたら
秋になったら
私のからだは
首をうなだれて
枯れていってしまう