姫路城哀歌

姫路城哀歌

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古城の庭に虫啼きて
眺めは遠き 瀬戸の海
運命に逆らう すべもなく
倖せ薄き千姫の
伝説哀し ああ…姫路城

(セリフ)千姫はなんのためにこの世に生まれて来たのか
愛も夢もあの虹さえも男たちが奪っていく
花も鳥も自然に生きてこそ 美わしいものを…

小袖に隠す 胸の中
知らずに舞うや 白鷺よ
愛しいひとの 化身なら
ひと声啼いて逝く秋の
大空高く ああ…姫路城

(セリフ)春は山桜秋は紅葉の姫山は千姫の幻を見るように
まこと美しい姫は きっとあの大空を舞う白鷺に
なりたかったであろう…

篝火 城に照り映えて
宴は戦の水盃か
命をかけた武士の
残照 夢と燃え落ちて
松風寒し ああ…姫路城