とんかつ赤のれん

とんかつ赤のれん

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おじさんが 揚げて
おばさんが お待ちど
ここだけ明るい とんかつ赤のれん

木枯らし 電線 笛を吹く
町はチンドン クリスマス
母さん ほつれ毛 気にしてた
嬉しさ かくせぬ 顔の色
その時俺は 九歳(ここのつ)だった
女たらしの 酒飲みで
家に帰らぬ 親父でも
しあわせもどきを 感じてた

駒形通りの 坂の上
そこは軒並 下駄工場(こうば)
あたりは 漆と 木の匂い
わびしさ せつなさ へばりつく
その時俺は 九歳だった
小銭ぬすんで 補導され
警察(さつ)で母さん 泣かせたよ
指きりげんまん したけれど

その時俺は 九歳だった
家は家族に 囲まれる
ある日ひとりで 行ってみた
空き地に セイタカアワダチソウ