めざめたら 優しいうたを
うたっておくれ……
柔らかな おまえの胸に耳をあてて
だまってきいていたいから
このおれが ろくでなしでも
うたっておくれ……
いい匂いの おまえの胸に口をあてて
子供のように 泣いてもいい
幸せは 短いなりに
すてきなものさ……
束の間の ぬくもる肌の優しさには
すべてを忘れられるから
めざめたら 優しいうたを
うたっておくれ……
何もきかず いつものように甘い声で
あしたは居ない おれのために
そうさ……
おれとおまえは行きずりにめぐり逢ったまでさ
虚しい草原の旅人とバラの様に