望郷ひえつき節

望郷ひえつき節

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親にもらった 躰を泣かす
そんな不幸な 便りは出せぬ
旅の情けに 濡れるたび
遠いふるさと 思い出す
庭の山椒(さんしゅ)の木
鳴る鈴かけてよヨォーホイー
かけて 望郷ひえつき節よ

雨に打たれて 山椒(さんしゅ)が匂う
風に吹かれて かぼすが匂う
何を見たって ふるさとへ
憶いつながる ものばかり 

とうに終わった あの日の恋が
なんで今さら 心に疼く
みつき先には あの人が
嫁をもらうと 言う噂
せめて一節
祝い唄 唄おうよヨォーホイ
唄う 望郷ひえつき節よ

昼夜十日の 窯焚き終えて
眠気覚ましの 冷酒(ひや)を飲む
生まれ育った 伊部(いんべ)の里で
腕を磨いた 轆轤技(ろくろわざ)
陶芸人生 あゝ 俺の道

土の良し悪しゃ 舐めたら判る
それで駄目なら 咬んでみろ
藁を絡めた 緋襷(ひだすき)模様
肌を刺すよな 紅の色
陶芸人生 あゝ 俺の道