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LIVE REPORT

ドクターポリエステルハカセ

ドクターポリエステルハカセ 下北沢SHELTER

2007年08月14日
@下北沢SHELTER

出演アーティストたちには“校内一の問題児”というキャッチコピーがついていたり、会場の一角に特設放送室が設けられたりで、学校を意識したドクターポリエステルハカセ主催イベント“学園ライオット”。7回目となる今回はアルバム『90%初恋談義』レコ発ということもあり、早くから多くのファンが詰めかけた。 四道六苦、Trash Box、jimmy hatが会場を盛り上げた後、トリを飾ったドクポリは、男らしいうなり声から始まる「危ない兆候」を一曲目にかます。楽曲自体を引っ張っていく力あるベースと攻撃的なギター、そして暑苦しいほどの激しいドラムが心地いい。メロディアスなナンバー「グラビティー」では、細谷晃人(Vo&Gu)の甘い声が冴え渡る。誰もが思春期に経験する人を好きになった時の心の葛藤が描かれており、青春時代を思い出し懐かしむ者や、共感する者だったりで、世代を問わず胸に訴えかけるナンバーだ。 あっと言う間に本編が終わり、アンコールを求める拍手が鳴り止まぬ中、再びステージ立った3人は今作プッシュ曲でもある「RPG」を披露。テクノの要素も取り込み、今まで以上に踊れるナンバーなだけあって、観客のテンションも一気に上昇した。 こうやって観客と共に青春時代を駆け抜ける彼らには、いつまでも私たちのカッコいい先輩でいてほしいものだ。