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LIVE REPORT

VELTPUNCH

VELTPUNCH O-WEST

2009年01月12日
@O-WEST

昨年メジャーデビューを果たし、さらに活動の幅を広げるVELTPUNCH。メジャーだからといって大きな変化はない。今まで通り、彼らの持ち味...アンダーグラウンド感を漂わせつつも、どこかキャッチーであり、親しみやすさを感じる楽曲は健在だ。そんな彼らの根底にあるカッコ良さを堪能できるアルバム『Paint your life gray』を引っ提げての本ツアーも今日がファイナル。約1年振りのワンマンライヴということもあり、VELTPUNCH vs 観客の熱戦が繰り広げられた。 アルバム同様、遠藤泰介(Dr)のけたたましい叫び声が轟く「MOUSE OF THE PAIN」が1曲目を飾ると、長沼秀典(Vo&Gu)とナカジマアイコ(Vo&Ba)のハーモニーの美しさにうっとりしたり、姫野聖二(Vo&Gu)の緻密さと大胆さを合わせ持ったプレイに目を見張ったり、激しいドラムプレイに付け加え、野生児ばりの雄叫びを見せる遠藤にテンションが上がったり...と、見所が多いものだから観る方も大忙しであっと言う間に時間は過ぎていく。無論、楽曲自体の良さがさらにライヴを盛り上げたことは言うまでもない。独特なリズムでも自然と体が動いてしまうし、まったく持って不思議な感覚にとらわれるライヴである。 興奮のあまり、最後には長沼が客席にダイブし、そのまま客席で歌い切ったりとアンコールを含め、最後の最後まで何をしでかすか分からないはちゃめちゃ振りも彼ららしく、次のライヴをすでに待ち遠しく思いながら会場を後にした。