地球の平和を守るため、遥か遠い宇宙からやって来た五人の戦士達が、ワールドデビューを果たし、ついに初のホールワンマンを敢行! 宇宙船が東京に現れ、C.C.Lemonホールに五人の戦士達が降り立つ...そんなオープニング映像が流れた後、「BAD MUSIC FREAKS」でパトロール(ライヴ)はスタートした。フルスロットルのボルテージでハイテンションなナンバーを繰り出す五人と、“楽しい!”という気持ちを大放出して応戦する隊員(ファン)。アイドル全盛期の歌謡曲のように超ポップでアッパーな「センチメンタルドロップキック~GALAXY SUMMER OH! MY JULIET~」で客席に回転するタオルの花が咲き乱れ、MASATOがギターを置いてANGEL-TAKAと2MCでアグレッシヴに攻め立てた「Igni+ioN」では、ダイナミックなグルーブに合わせてヘッドバンキングが巻き起こる...もはや初ホールワンマンであることを意識させないほど、目の前には宇宙戦隊NOIZワールドが広がっていた。そして、キャッチーなサウンドで会場が完全にひとつになった「ミラクル☆ロケットG5」の演奏が終了すると、ゆっくりとステージを去ったメンバー。そのままC.C.Lemonホールを後にし、宇宙船に乗って宇宙に帰っていく...という映像で本編が締め括られた。その後、2度のアンコールに応えるも、客席からは3度目のコールが発生! 何度も終演を告げるアナウンスが流されたにもかかわらず、搬出が始まるまで鳴り止まなかった熱烈なコールが、今宵のパトロールが最高に楽しかったことを物語っている。また、この日を最後にバンドを去るTAKEswiy(Clockwork Guitar)とS@TT-on(Mix Beat Creator)を、メンバーも隊員たちも涙ではなく、笑顔で送り出していたのも印象的だった。