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KOKIA ライヴレポート

【KOKIA ライヴレポート】 『KOKIA 2018 20years Anniversary Concert 〜Beyond Imagination〜』 2018年4月30日 at 東京オペラシティ コンサートホール

2018年04月30日
@東京オペラシティ コンサートホール

デビュー20周年を迎えたKOKIA。2月に4枚組のベストアルバム『EVOLVE to LOVE -20 years Anniversary BEST-』を、そして4月には3年振りとなるオリジナルアルバム『Tokyo Mermaid』をリリースした。これまでの集大成となる作品と最新のKOKIAが詰まった作品を携えて、4月29日と30日の2日間、東京オペラシティ コンサートホールで20周年記念のコンサート『Beyond Imagination』が開催された。

20周年コンサートの2日目。会場内ではふたりのピエロが観客を迎え入れるパフォーマンスを行ない、一歩踏み込んだ瞬間に“Beyond Imagination”の世界へと誘ってくれる。ピアノ、ギター、ベース、パーカッション、アコーディオン、そしてバイオリンとチェロという編成で、「ピエロの夢」からコンサートは始まった。ノスタルジックな雰囲気を醸し出すサウンドと、KOKIAの透明感あふれる歌声によって、瞬時に“夢の世界”が広がっていく。“みんなと一緒に、この20年を振り返る旅に出かけましょう。別れと出会いを繰り返した、ありがとうの旅へ”と呼びかけ、「ありがとう・・・」「最終上映」などを繰り出していった。

“伝えたい想いやメッセージは全て歌の中にある”という感じで、途中にMCを挟まず、「Family Tree」「無力と知った日」といった楽曲をつなぐことで大きな物語を紡いでいく。曲ごとにいろんな感情が伝わってきたが、その中でも特に印象的だったのがピアノの伴奏で歌った「お化けが怖いなんて」。語りかけるような歌声が聴く者の心を揺さぶり、きっとそれぞれが大事な人のことを思い出しながら聴いていたはず。

終盤で“20年前の私が、20年後にこんなにも温かな20周年を迎えることを想像できたでしょうか。ずっと励ましてくれて、ずっと応援してくれて、ずっと見守ってくれて、どうもありがとう”と感謝の気持ちを伝え、より近くで伝えようとステージから客席に降りて歌う場面もあった。最新アルバムの取材時に“お客様と一緒に昔を振り返りながら、でも新しさも感じられる、そんなコンサートにしたい”と言っていた通り、20年間の軌跡を感じさせる時間旅行的な感覚があり、そして最後に歌った「夢の途中」のようにここが終着点ではなく、この先に向かって“歩み続ける”という意思がこのコンサートから感じられた。

取材:田中隆信

KOKIA

コキア:音楽・芸術を愛した祖父母の影響で多くの芸術に慣れ親しんで育つ。中でも音楽の世界に強く惹かれ、幼い頃より自然とピアノで曲を作るようになる。3歳からバイオリンを始め、高校・大学と桐朋学園で声楽を専攻。クラシックを学ぶ一方、自らが作詞作曲をした楽曲を通して、音楽の持つ素晴らしさやその可能性をたくさんの人に伝えたいと感じ、1998年にシングル「愛しているから」でデビュー。早くから海外での評価も高く、変幻自在なその歌声は“ボーダーレスな歌声”としてヨーロッパでも支持をされ活動の場を世界に広げている。

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