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蕾もいつかは

 
あといくつ寝ると僕ら岐路に立つのだろう
そう遠くない未来だ
褪せた写真と褪せない思い出がいつも
あの日を象った

どうしても離れがたい
どうしても忘れがたい
大切なものばかりが
引き止めるように光る

風に吹かれ空を飛んだ
綿毛のように僕らはまた
新しいステージへと
出会いと別れ
抱えて大人になる
きっと少しずつ僕を知ってゆく

傘もささずにはしゃいだ雪の降る放課後
それすら愛しかった
愛の言葉にありがとうを返したあの子は
どうして泣いてたの

いつの日も凪ぐ心で
清濁を包み込んだ
誰もがこの街の
主役を執ってる
明日を彩ってる
同じ道はないから

腕に揺られ声を上げた
無邪気な僕は笑い泣いて
時間を駆け抜ける
いつか見上げた
青空が近くなる
なぜか少しだけ寂しくなった

かけがえのない日々
特別なものなどいらない
暖かい場所 愛する人
この街で生きている
蕾が揺れている