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わすれ鳥のうた

 
あたいの名前は わすれ鳥
いつでも笑える わすれ鳥
やけに明るい ブルースを
昼でも夜でも うたってる

あたいをたずねて みたいなら
悪口づたいに 来るがいい
風に悪気が ない限り
風見のうわさにゃ うそがない

あばずれ女に 伊達男
似合いの役者と 人は呼ぶ
下手なてあいに まかすより
出まかせ芝居は さまになる

ところがあたいの ト書きには
いつでもきまって かいてある
ふられまぎわの 居直りを
笑って語ると 書いてある

うらぎりせりふの かたきには
だれでも同じと 人はいう
今に明かせば その中に
同じじゃないのも まじってた

それでもあたいは わすれ鳥
笑わせ芝居の わすれ鳥
たまに違えて みようにも
あと追うセリフが うかばない
あゝ 港ではいつの世も
あわれ女は 笑顔がうまい

あたいは港の わすれ鳥
さよなら芝居の わらい鳥
たまに泣かせて みようかと
夜風が今夜も 戸をたたく

あたいの名前は わすれ鳥
いつでも笑える わすれ鳥
やけに明るい ブルースを
昼でも夜でも うたってる

あゝ 港ではいつの世も
あわれ女は 笑顔がうまい

あたいの名前は わすれ鳥
いつでも笑える わすれ鳥
やけに明るい ブルースを
昼でも夜でも うたってる