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燃えさし

 
かそけき思い
それは消せぬ慕情
胸の隙間に染み込んだ淡い色彩

かそけき光
それは遠いあの日
瞼の裏に残る朧げな残像

例えば何気なく
古い小説の頁をめくる時

かそけき香り
それは若き血潮
忘れた頃に蘇る微かな痛み

例えば不意に
昔着ていたコートに袖を通す時に

テーブルの上の燃えさし
ずっと片付けられぬまま
うからうから日暮れを待ち
人は誰も無口になる

とこしえ
この身をほだされそうな
僅かばかりの熱よ
何ゆえ
憚られそうな
さかしまな孤独よ

かそけき思い
それは消せぬ慕情
胸の隙間に染み込んだ淡い色彩

例えば何気なく
古い小説の頁をめくり
例えば不意に
昔着ていたコートに袖を通す時に

テーブルの上の燃えさし
ずっと片付けられぬまま
うからうから日暮れを待ち
人は誰も無口になる

とこしえ
容易く全てを
失くしてしまいそうな罠よ
何ゆえ
おだやかな水面に
投げ込まれる石礫よ

とこしえ
この身をほだされそうな
僅かばかりの熱よ
何ゆえ
憚られそうな
さかしまな孤独よ