窓をまた曇らせる冬の寒さでは 確かなものの温もりを思う
一年で一番綺麗な聖夜は今 深く細かな雪が舞い降りる
指でなぞったガラスの向こう 積もる白さに心の中までも
モノトーンになりそうで
部屋にあるもみの木に点る電飾が 廻る時代の景色を照らす
その瞬きが儚く揺れて 日々の意味を光の中に描き
浮かべて 視つめている
言えなかった言葉や 夜更けに聴く騒音 寄り添い歩く恋人達
陽光の様な炎の燃える蝋燭までが 燭台の上へと降り積もって行く
夜明けの雨の雫と夕闇の微風の蒼 天空の闇を埋める星
12月の部屋には時間を纏う粉雪が 静寂と忍び込んだ
幾千もの麗しい瞬間 それはすべて掛替えのない美しいもの
言えなかった言葉や 夜更けに聴く騒音 寄り添い歩く恋人達の声
夜更けの雨の雫と夕闇の微風の蒼 天空の闇を埋める星
12月の部屋には時間を纏う粉雪が 静寂と忍び込んで来る