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虚空の屋根

 
いつもなんの まえぶれもなく
白い霧のようなものに覆われて
心うばわれ追いかけたものも
なんの余韻もないままに なくなる

大きなてのひらの上を 走りつかれて
ときどき ハシゴをかけて
屋根の上でねむる

セミも鳴かない 七月の街で
息をひそめて 何かを待っていた
たとえそれが どんなものでも
きっと今なら あえそうな気がした

霧のなかの影 あれは 俺のなかの陰
カラカラに乾いた影が
屋根の上で ねむる

めの前が見づらくなったら
遠いところを見つめて

ゴミをついばむ烏を見ながら
これは なんだか違うと思った
あとにつながる 何もないとしても
今はどうにかやれそうな気がする

透明な街と色を塗り変える俺と
どこまでも拡がる空が
屋根の上でねむる