| 風雲太鼓風を呼べ雲を呼べ大地に響く |
| あんたがええねん、好きやねん悲しい時には甘えてええよ |
| 灯ともし頃寂しげに街が暮れ行く |
| 白糸の滝無理を承知のしのび恋 |
| 花染められて十九二十歳のあの頃は |
| 北手紙前略と書きかけて震える指に |
| 哀愁流転弱い女は流される |
| 嫁入り舟むかし母さんこの町に嫁入り |
| 私とお月さん惚れていりゃこそ許せない |
| 海宿如月の旅路は骨まで寒い |
| しあわせ招き酒運のいい日もわるい日も |
| ちょっと待って下さいチョットマッテクダサイ |
| みちのく挽歌吹雪まじりに汽笛が鳴いて |
| 王将吹けば飛ぶよな将棋の駒に |
| 海峡かもめ凍えるような指先をそっと |
| ぬくもり酒胸の痛みを消すために |
| 別れの港涙でにじんだあなたの連絡船が |
| 薄化粧木の葉の影が夕暮れの |
| 途中下車旅の途中で下りた駅小橋が |
| 長崎街道行くか戻るか小倉で思案 |
| 夢見坂肩に冷たく吹く風が結ぶ絆を |
| 卯の花しぐれなぜか隣にいるだけでいい |
| 夢あかり蛇の目傘からこぼれる雨が |
| 島椿逢えば重なる愛しさを |
| 風に咲け渡り鳥さえ千里の空で |
|
| 人生川やればやれるわやる気に |
| あなたに咲く花風が吹いたら飛ばされそうな |
| あばれ船来るなら来い変わる時代の荒くれ |