| 待ちわびて日暮れ五月雨宵化粧 |
| 身代わり心中好いちゃならない |
| ナミダワスレ涙を忘れていいのここからまた |
| 茜の炎今さら恋なんていらないと |
| シングル・アゲインあなたを連れ去る |
| 京都みれんあなたひとりのわたしになれる |
| 曼珠沙華が咲いた曼珠沙華が咲いた |
| 悲しい女になりきってやさしい言葉の慰めよりも |
| 酔舟ひとり今宵満月おもかげが |
| 孤独のエレジードキドキドキドキ止まらないよ |
| 愛しの函館お前がいるなら何もいらない |
| 夢のツボミが雨降る夜更けは貴方の事を |
| ストロベリームーンストロベリームーン |
| つつましく たくましくにわか雨水溜まり |
| 女の錦秋女は咲いて花になる |
| 命、燃えて瀬音ながれる狩野川の |
| 桂浜雨月よさこいの賑わいさけて |
| 夕陽しぼり坂祭りの山車にはからくり人形 |
| 居酒屋「津軽」涙買いましょう外は凍れる |
| 能登しぐれすすり泣くのは霧笛か鴎か |
| 春一夜春の夜に花が散る |
| ちいさな酒場雨が静かに降る夜は |
| うちわ去年あなたにいただいた |
| 哀恋坂二人で歩いた八坂の鳥居 |
| 京都の雨あなたの胸に飛びこめば |
|
| 娘馬子唄いつでも湯舟に浮かんでた |
| もどり橋愛するだけでは結ばれないと |
| 淡雪夢の名残りか淡雪が |
| 日向の恋唄祭りのあとの淋しさは秋風 |
| 夜の舟みぞれが頬うつ衿を刺す |
| 遠灯り風がひゅるひゅる |
| 露地しぐれ忘れなくてはいけない人を |
| 朝霧情話朝霧はこらえ切れない女の吐息 |
| 雨あがり帰したくないあなたの背中 |
| 函館空港迎えに来るよと云ったひと言を |
| 春待ち花冬が過ぎれば春は来る早く来い |
| 蝉時雨日傘片手に汗滲ませて |
| 熱き血汐~与謝野晶子「みだれ髪」他詩集より~雪より白いやわ肌のけもののような |
| 冬のれん真面目に生きればしんどいこの世 |
| 浮世の花灯りともればはなやぐ路地の |
| 情なし海峡雨の桟ばし消えゆく背中 |
| 恋路ヶ浜暮色海鳴りが空で哭く波が素足に |
| うちの人極楽とんぼと世間は云うが |
| 想い出グラスコートの衿に涙かくして |
| 忍び里奪って下さい好きならば |
| 北みなと霧笛浅ばし待ってる女 |
| 紅いろ椿蝶の亡きがら憂しく包み |
| 燃ゆる想い一日あわねば千日の |
| 深い川ひとりではひとりでは |