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相良茉優がソロアーティスト活動最初の1歩で記した大きな足跡! 『相良茉優1st LIVE ~The first step ~』 レポート 2024/04/26
相良茉優がソロアーティスト活動最初の1歩で記した大きな足跡! 『相良茉優1st LIVE ~The first step ~』 レポート
3月24日(日)新宿ReNYにて、声優・アーティスト相良茉優が1stワンマンライブ『相良茉優1st LIVE ~The first step ~』を行った。今回は昼夜2部制で行われた公演、第2部の模様をレポートする。

1stライブを祝福する様に雨予報が後ろ倒しになった新宿ReNYは、昼公演前からライブグッズの完売が続出する大盛況。幅広い年齢層の男性を中心に女性も目立ち、様々な作品に関わってきた相良茉優らしい広範なファン層を感じさせる。入場するとフラスタが出迎えてくれるが、特にファン有志からの凝ったデコレーションの物が多数並び、1stライブとは思えない壮観さ。相良茉優のソロアーティストとしてのライブ活動を一日千秋の思いで待ち望んでいたファンの熱意が伝わってくる。

場内はステージ後方に風船で彩られた大型モニター、左右にサブモニターが据えられたシンプルな構成。暗転すると、歓声と共に緑色のペンライトが点灯。ファンファーレからマーチを思わせるBGMと共に白系で統一したブラウスとショートパンツに網目の上着、スニーカーの元気印溢れる相良茉優が登場、大きく右手を挙げて『Sing so free』へ。デビューアルバムの1曲目、ソロアーティスト始まりの曲を「おおげさに鳴らす私だけのメロディ 待ってたって始まらないから さあ、歌いましょう」と本公演に重ね軽快に響かせる。

「『相良茉優1st LIVE ~The first step ~』へようこそ、夜の部も盛り上がっていこうぜ~」
と語りかけ、デビューアルバム表題曲『Smile my style』へ。ステージを左右へ移動し色とりどりのライトが輝く客席へ向け「運命を決めるのは 私だ」と手を振り、
「見えてるよ~声出して」
と語りかけコールを引き出す。ハイテンションな応援ソング『Go for it!』では「全速力で目指せGo for it! 前に前にGo for it」と客席を扇動。コールとクラップで一体になりながらも、新宿ReNYのルール「ジャンプ禁止」を護ったファンが民度の高さを示して応える。歓声と拍手を受けた相良茉優は
「私のライブは座ってもいいんだよ」
と優しく語りかけ、オ-ディエンスは「はい」と一斉に着席。昼公演よりもMCの時間を長く取れると明かした相良茉優は
「みんなのこと観察しよう」
と改めて客席を見渡し、うちわに記された思い思いの文字に反応し、笑いを誘う。さらにこの日朝は、東京ビッグサイトで開催中の『AnimeJapan』へ登壇していた過密スケジュールだったことを明かす。同じく有明→新宿をハシゴした猛者を称え、「相良茉優と初めまして」なファンへは
「初めてって大事だと思う…次も絶対来させよう!」
と、宣言するなど、定評あるトーク力をいかんなく発揮。笑いの絶えない、参加型MCで大いに盛り上げる。

「みんな悔いのない様に、楽しみ尽くしていきましょうね。ここからは『聴かせる』様な楽曲を歌っていきたいと思います。じゃあSTAND UP!」
と号令、一斉に立ち上がったオーディエンスへ『キミがスキ』を聴かせる。ライトがピンクに変わり、白いスポットライトが照らす客席へ「キミがスキ」のリフレインと指ハートを贈る。『ナチュラルガール』では色とりどりのライトが瞬く客席へ「多分これからも えいっ! て飛び込んで あれっ? て笑って 生きてゆくのでしょう」とアンニュイに訴える。初披露となる、切ないラブソング『Daisy Days』は本公演の為にアレンジした特別な音源をバックに、ステージを左右に移りながら「全てが愛しくて これからも そんな日を積み上げていく」と囁く。




昼の部から変更となった衣装に触れた相良茉優は脚を突き出し、
「私は脚かな…と。脚出してた方がスタイルよく見えるなと思って」
と語り大歓声を浴び、デビューアルバムへ籠めた「ライブも出来る10曲にしたい」との想いを振り返る。声優を志した幼い頃に憧れた、声優・アーティストの大先輩の名をあげ
「歌も唄われて、というところに憧れを抱いて、この業界を目指したので。アーティストデビュー出来たらなあ…と、思ってはいましたけれど。本当に夢が叶って…1stライブにこんなに沢山の方が集まってくださって、本当に嬉しい気持ちでいっぱいです」
と謝意を示して大きな拍手を浴びる。デビューアルバムレコーディング時には11曲あったことを明かすと、「良過ぎた」幻の1曲の存在を公表。昼の部に視聴済みの参加者が一斉に「最高」と絶叫すると、
「幻の曲、皆さんにお披露目したいと思います。それでは聴いてください」
と、高BPMと転調で構成された高難度楽曲で、アニメの主題歌としても聴きたくなるアッパーチューン『星空ワンダー』へ。大きなクラップと青いペンライトの光を浴びながら「輝く星に 願った夢は 今では都会の空より遠くて」「僕らは 未だ間に合うから」と、自身に重なる様な言葉を紡ぐ。突き上げられた拳にオーディエンスも全身を揺すってコールとクラップで応える。
「もう1曲新曲あります」
と、一転してストリングスがかき鳴らされるアンニュイな『むくわれないや』へ。ここ最近完成したばかりという楽曲は、「頑張ってるんだから報われたい」という、刺さる人には刺さる歌詞で、紫のライトとクラップで応えた客席から「カッコ良いよ」の歓声が飛ぶ。
「まだまだアーティスト活動頑張っていきますので、よろしくお願いします。デビューアルバムの後に続けて新曲を作ってもらえるのは、皆さんが応援してくださってるからで。皆さんの応援のおかげで、新しい楽曲が産まれてきて私も嬉しい気持ちです。
ラストスパートはまだまだ盛り上がれますか?声出せますか?悔いなく盛り上がっていきましょう」
に大きな賛同を得て、『ノンノンシュガーシュレーディンガー』へ。
軽快なメロディに乗せて
「生きてるかどうかなんて わたしが決めるわ アマくないわ ネコじゃないわ いわ」
と韻を踏む。「CawaiiだけがNo1!」の宣言で始まる軽快なラップ『What's Cawaii!?』では、客席のペンライトがピンク変わり、モニターにハートが溢れ、「Kick and Punch!」で拳を突き出し、脚を蹴り上げ、コール&レスポンスで盛り上がる。

初披露となる楽曲『エソラシング』では情熱的な「空想だって描いていけば ほら 道が出来る 何かが変わる そんな気がして 声の限り絵空事歌うよ」と熱く絶叫、コール&レスポンスで大歓声。
「盛り上がったね」
に大きな賛同を得た相良茉優は、
「ラスト1曲になります。タオルの準備は良いですか?まだまだ皆さん元気ですか?これがラストの曲で騒げんのかい!」
と扇動し、
「疲れてないよね?」「全然大丈夫!」
と大きなコール&レスポンスからタオル曲『全然大丈夫』へ。モニターに星が煌めき、赤いペンライトとタオルが掲げられ、
「行くよ」
の掛け声でタオルがぐるぐる回る。ステージを所狭しと移動した相良茉優と、向き合うオーディエンスが「ぜんぜん」「大丈夫」のコール&レスポンスで盛り上がり。最高潮の中、手にしたタオルを客席へ放り投げた相良茉優は
「捕れた?ナイスキャッチ!本日はありがとうございました」
と手を振りつつステージを後にする。




暗転した場内に沸き上がった「アンコール」の声は、いつしか大「まゆち」コールに変わって鳴り響く。
「メッチャみんなの声聞こえてたよ」
と謝意を示した相良茉優がライブTシャツとセクシーなダメージデニムに着替え再登場。新曲『あなたへのアイリス』へ。ゆったりとした曲調で壮大なスケール感が伝わる、今までの相良茉優のアーティスト活動になかったタイプの楽曲に、ピンク色のペンライトが灯った客席も集中して聴き入る。
レコーディングとは異なる、ライブならではのメッセージ性に客席で涙ぐむファンを見て相良茉優は
「私よりも私の為に泣いて笑ってくれるね…私も自分の為よりもみんなの為に強くなれるタイプの人間なので…気付いてないかもだけど、私、みんなのこと大好きなの!あんまり照れくさいこと言わないけどね…本当に好きです、ありがとうございます」
と温かな笑みを浮かべる。
「私は本当に皆さんのことが大好きですし、みんなからの愛をいつも感じてますし、愛し愛されの関係が築けてるからこそ、こうやって素敵なライブが出来たのかな…と思います。これからも愛してくれますか?」
と問いかけた相良茉優へ最大の賛意が示される。
「これをスタートに、ライブやったり、色々なフェスに出させて頂きたいとか、アニメのOPやったりとかEDだとか…これからまだまだ、アーティストとしてやりたいこと一杯なので、がんばっていきたいと思います。これからも応援よろしくお願いします」
と、心情を吐露。そして
「熱い話をしてますが…グッズの紹介いきましょう」
と、笑いを誘ってグッズコーナーへ。相良茉優は、イチオシというパンフレットを手に
「1回ゲットした人も保存用、観賞用…使用用(場内笑)なに笑ってるの。保存用、観賞用は触らないの。表紙を見るだけ、使用用は触って中まで見れる」
と、大人ならではのハイブリッドな解説で場内を深く納得させ、事後通販への関心を引く。
さらに4月13日の昼夜2部制『相良茉優バースデーイベント2024 -最後の20代~悔いなく遊び尽くす!-』、4月29日『肉フェス2024お台場』への参加、本公演デジタルトレカリリース、新曲3曲+αの配信を告知。

「それではホントのホントに最後の曲になってしまいました」
と告げ、「えー」の声に
「ライブは朝まではないけど、最後の1曲、ホントにホントに声が枯れるまで騒いだら楽しく帰れるとおもうんですよ!」「盛り上がる準備は良いですか!腹から声出せー!最後まで盛り上がっていきましょう!」
と絶叫して『Smile my style』を絶唱、コール&レスポンスで盛り上がり。
「御来場頂き、誠に、ありがとうございました」「楽しかったですか?ありがとうございました」
と、客席の前後左右へじっくり視線を贈って手を振り、
「お見送りもあります。最後は笑顔でお別れしましょうね、また直ぐに逢おうな、またね」
と、出口へ向かった。




最後の最後、お見送りまで笑顔で手を振り続けた相良茉優。1人1人のファンを大切にし、共に辿り着いたステージで、一緒に作り上げたライブであることがひしひしと伝わって来た。
この日がゴールではなく、ここをスタート地点として、幅広いアーティスト活動をして夢を叶えていくだろう…と思えた、新宿の夜となった。

ライター:こもとめいこ♂


『1st LIVE ~The first step ~』セットリスト

M01.Sing so free
M02.Smile my style
M03.Go for it!
M04.キミがスキ
M05.ナチュラルガール
M06.Daisy Days
M07.星空ワンダー
M08.むくわれないや
M09.ノンノンシュガーシュレーディンガー
M10.What's Cawaii!?
M11.エソラシング
M12.全然大丈夫

EN1昼(お客様リクエストで決定)
夜:あなたへのアイリス
EN2.Smile my style


■ユニバーサルミュージック「相良茉優」オフィシャルサイト
https://www.universal-music.co.jp/sagara-mayu/
■相良茉優Xアカウント@MayuSgr
https://twitter.com/MayuSgr
■相良茉優のFUN!FAN!FACTORY
https://www.openrec.tv/user/sagara_mayu


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