イベントレポ
TrySail笑顔のゼロ距離射撃がもたらす多幸感！「TrySail Arena Live 2023 ～会いに行くyacht！ みんなであそboat！～」Day2レポート
2023/02/14
麻倉もも・雨宮天・夏川椎菜による声優・アーティストユニットTrySail。それぞれがソロアーティスト活動も行う大人気ユニットが、2月4日(土)、5日(日)の2日間、武蔵野の森総合スポーツプラザ・メインアリーナにて、2021年秋以来となるワンマンライブライブ『LAWSON presents TrySail Arena Live 2023 ～会いに行くyacht！ みんなであそboat！～』を万全の感染症対策の下で開催した。今回は熱狂の2日間からDay2の模様をレポートする。
開演前、諸注意をユーモラスに紹介するメンバー3人による影ナレが流れ、早くも会場に集ったTrySailファンを楽しませる。暗転した会場内に3人のイメージカラーであるピンク、ブルー、イエローのライトが揺れる中
「出航！」
の号令が響く。そしてライトアップした会場内には浮き輪やヒトデで飾られ船をモチーフにしたトロッコ3隻がアリーナに分散配置され、白地に黒のボーダーの衣装に身を包んだメンバーが乗船中。軽快な『Chip log』に乗って、アリーナを縦横無尽に移動する。
今回、会場のアリーナ部分全体を通路が縦断しており、客席の間を縫うようにトロッコが渡っていく様になっていた。冒頭から間近を進むTrySailに、アリーナ中からライトが大きく振られる中、前方のステージに上陸した3人は、『WANTED GIRL』でキュートなダンスを披露。「1、2、3」のコール部分をライトの手振りとクラップに置き換えた客席にTrySailは感謝を伝える。そして
「ハイ、ハイ」
とメンバーの掛け声に合わせてライトが揺れる中、トロッコに乗った3人は再び分散、『Baby My Step』、『Good Luck Darling』とアップテンポに攻める。
「まだまだ！」
と扇動し、ステージに再上陸。ここで
「MCなのでお休みください」
と、早くも運動量が多い客席を気遣ったTrySailは自己紹介。
麻倉もも「今日は最初から最後まで、会いに行くよ！ っていう気持ちでライブを突っ走ります。恥ずかしがらずに、1人1人の顔を焼きつけて帰りたいと思います」
雨宮天「本気で遊ぶとTrySail半端ないんだぞ！ ということを見せて帰りたいと思いますので、今日も沢山遊んでください」
夏川椎菜「皆さんが遊ぶ気満々、楽しむ気満々で来てくれてることがメチャクチャ解りましたので、私達も皆さんと全力で遊んで、全部出し切って帰りたいと思います」
3人は、広い会場で全力で遊ぶセットリストを勢いで組んだあと、自分達の体力面に不安を感じたことも吐露しつつ、
「気を抜かないでね、見てると解るからね」
と客席に呼びかけ、夏川椎菜が勢い余って
「遊びじゃねえぞ」
と笑わせる。場が和んだところで、”ポップ＆キュート”が詰め込まれた『はなれない距離』を甘いささやきを交えつつ披露。
続いてソロコーナーへ移り、先ずは前方ステージで雨宮天がスタンバイ。ペンライトが青に染まる中、3月22日リリースの1stEP『雨宮天作品集1 -導火線-』からムーディーなジャズ『TRIGGER』をセクシーに歌い上げる。そして麻倉ももが後方ステージに登場、ピンクに変わったペンライトに照らされ、360°視線を移して日替わり選曲の『ピンキーフック』をキュートに披露。最後、夏川椎菜はトロッコで登場し、イエローのライトに染まった会場を日替わり楽曲で高BPMの激しい『トオボエ』で
「ハイ！ ハイ！」
と扇動しながら進撃。可愛い決めポーズで締めると、前後のステージに再登場した2人とのキュートな『ホントだよ』に繋げる。前方ステージに再結集した3人は、「わからない」のリフレインが切ない『whiz』を熱唱、会場もクラップを響かせる。
3人のシルエットによる楽しいショートムービーに続き、それぞれの個性を反映させた深紅のドレスにチェンジしたTrySailがスポットライトに照らされて登場。雄大なスケールの『Etoile』、『オルゴール』で厚みのあるハーモニーを響かせる。『azure』、『うつろい』で再びテンポアップすると、トロッコに乗船。狙い澄ましたような『High Free Spirits』の前奏が流れ、会場から声にならないどよめきが起こる。クラップに合わせて3人がソロパートを紡いでサビのハーモニーに繋げ、間奏の「行くぞ」のかけ声でペンライトの中を3人が突き進む、疾走感溢れるアニメさながらの光景が繰りひろげられた。
後方ステージに到着した3人は、
ライブグッズのサーモンタンブラーで水分補給。それぞれの衣装のコンセプトをユニークに解説すると、
「MC中にも会いに行こう」
と、トロッコに分乗。移動するメンバーに合わせ会場中がウェーブで光の波を起こし、美しい薔薇のポーズ、アンコールで大きく手を振る雨宮天、デレデレする夏川椎菜、距離を置く麻倉もも等名シーン続出のジェスチャーゲームで楽しくクールダウンし後半戦へ。カントリー調の『BraveSail』、『Favorite Days』、『primary』とトロッコでクラップを扇動して一体になって盛り上がり、前方ステージに集結。
「まだ元気残ってる？」「付いてこられるの？」
と声をあげ、新曲『華麗ワンターン』へ。パワーワード連発の歌詞がモニターに映し出され、スポットライトが激しく点灯するステージで激しいパフォーマンスを見せる。さらに中毒性の高いダンスチューン『Sunset カンフー』、ハイテンション壮快ラップナンバー『マイハートリバイバル』と畳みかける。そして
「出し切れ！」
と絶叫すると『adrenaline!!!』へ雪崩れ込み、パワー全解放の4連発で締めくくった。
暗転した会場に、巡ったアドレナリンに突き動かされ大きな手拍子が鳴り響くと、熱に応えてライブTシャツを纏ったTrySailがトロッコで再登場。頑張る客席を曳航する応援ソング、『TAILWIND』を5年振りに披露。ハイトーンハーモニーを響き渡らせる。
「みんなの顔を見るとブレーキが壊れちゃう」
と、トロッコ上での全力パフォーマンスを振り返り、観客が待ち望んだ新譜、両A面シングルのリリースと夏の全国ツアー開催を告知。大きな拍手を浴びたTrySailが1人ずつライブを振り返る。
麻倉もも「汗かいてる人がいらっしゃって、一緒だ！ と思いながら、みんなも全部出してくれたんだな…と思って、本当に嬉しかったです。最高の日になりました」
雨宮天「ずっと付いてきてくれて、手を振り返してくれてありがとうございました。ツアーもありますのでその時も色々なところでいっぱい遊びたいと思います。本当にありがとうございました」
夏川椎菜「皆さんが居てくれて、心強かったし、出し切ることが出来ました。また夏に、皆さんの地元の公演で遊ぶ事が出来て嬉しいです。元気で、体力をつけておきましょう！」
それぞれの言葉で謝意を伝えたTrySailは、今回のために創られた、ファンへの逢いたい気持ちを真っ直ぐに歌った『flower』を、花びらのエフェクトと共に熱唱。
最後はトロッコで名残惜しそうに会場を回りながらの『バン!バン!!バンザイ!!!』で
「1番幸せです」
「これからも一緒に遊んでくれますか？」
と呼びかけ一体になって盛り上がる。ステージに戻った3人は深々とお辞儀をし
「ありがとうございました」
と改めて会場の隅々にまで謝意を示し、怒濤の2日間を締めくくった。
過去の声優・アーティストライブに例がないと思える斬新な座席配置と、トロッコを使った演出が非常に印象的だった本公演。3人の個性的なソロアーティスト活動とは違った、TrySailという声優ユニットならではのパフォーマンスは圧巻だった。夏のツアーでどんな遊びを見せてくれるのかが今から待ち遠しく、楽しみな武蔵野の森の宵の明星となった。
『LAWSON presents TrySail Arena Live 2023 ～会いに行くyacht！ みんなであそboat！～』Day2セットリスト
01.Chip log
02.WANTED GIRL
03.Baby My Step
04.Good Luck Darling
05.はなれない距離
06.TRIGGER(雨宮天)
07.ピンキーフック(麻倉もも)※日替わり曲
08.トオボエ(夏川椎菜)※日替わり曲
09.ホントだよ
10.whiz
11.Etoile
12.オルゴール
13.azure
14.うつろい
15.High Free Spirits※日替わり曲
16.BraveSail
17.Favorite Days
18.primary※日替わり曲
19.華麗ワンターン
20.Sunset カンフー
21.マイハートリバイバル
22.adrenaline!!!
EN1.TAILWIND
EN2.flower
EN3.バン!バン!!バンザイ!!!
■TrySailポータルスクエア
https://trysail.jp/
■TrySail(麻倉もも・雨宮天・夏川椎菜)official YouTube channel
https://www.youtube.com/channel/UCuI2in6tTAjsaqzdeOeWZkQ
■TrySail楽曲配信ページ
https://trysail.lnk.to/ArtistPage
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開演前、諸注意をユーモラスに紹介するメンバー3人による影ナレが流れ、早くも会場に集ったTrySailファンを楽しませる。暗転した会場内に3人のイメージカラーであるピンク、ブルー、イエローのライトが揺れる中
「出航！」
の号令が響く。そしてライトアップした会場内には浮き輪やヒトデで飾られ船をモチーフにしたトロッコ3隻がアリーナに分散配置され、白地に黒のボーダーの衣装に身を包んだメンバーが乗船中。軽快な『Chip log』に乗って、アリーナを縦横無尽に移動する。
今回、会場のアリーナ部分全体を通路が縦断しており、客席の間を縫うようにトロッコが渡っていく様になっていた。冒頭から間近を進むTrySailに、アリーナ中からライトが大きく振られる中、前方のステージに上陸した3人は、『WANTED GIRL』でキュートなダンスを披露。「1、2、3」のコール部分をライトの手振りとクラップに置き換えた客席にTrySailは感謝を伝える。そして
「ハイ、ハイ」
とメンバーの掛け声に合わせてライトが揺れる中、トロッコに乗った3人は再び分散、『Baby My Step』、『Good Luck Darling』とアップテンポに攻める。
「まだまだ！」
と扇動し、ステージに再上陸。ここで
「MCなのでお休みください」
と、早くも運動量が多い客席を気遣ったTrySailは自己紹介。
麻倉もも「今日は最初から最後まで、会いに行くよ！ っていう気持ちでライブを突っ走ります。恥ずかしがらずに、1人1人の顔を焼きつけて帰りたいと思います」
雨宮天「本気で遊ぶとTrySail半端ないんだぞ！ ということを見せて帰りたいと思いますので、今日も沢山遊んでください」
夏川椎菜「皆さんが遊ぶ気満々、楽しむ気満々で来てくれてることがメチャクチャ解りましたので、私達も皆さんと全力で遊んで、全部出し切って帰りたいと思います」
3人は、広い会場で全力で遊ぶセットリストを勢いで組んだあと、自分達の体力面に不安を感じたことも吐露しつつ、
「気を抜かないでね、見てると解るからね」
と客席に呼びかけ、夏川椎菜が勢い余って
「遊びじゃねえぞ」
と笑わせる。場が和んだところで、”ポップ＆キュート”が詰め込まれた『はなれない距離』を甘いささやきを交えつつ披露。
続いてソロコーナーへ移り、先ずは前方ステージで雨宮天がスタンバイ。ペンライトが青に染まる中、3月22日リリースの1stEP『雨宮天作品集1 -導火線-』からムーディーなジャズ『TRIGGER』をセクシーに歌い上げる。そして麻倉ももが後方ステージに登場、ピンクに変わったペンライトに照らされ、360°視線を移して日替わり選曲の『ピンキーフック』をキュートに披露。最後、夏川椎菜はトロッコで登場し、イエローのライトに染まった会場を日替わり楽曲で高BPMの激しい『トオボエ』で
「ハイ！ ハイ！」
と扇動しながら進撃。可愛い決めポーズで締めると、前後のステージに再登場した2人とのキュートな『ホントだよ』に繋げる。前方ステージに再結集した3人は、「わからない」のリフレインが切ない『whiz』を熱唱、会場もクラップを響かせる。
3人のシルエットによる楽しいショートムービーに続き、それぞれの個性を反映させた深紅のドレスにチェンジしたTrySailがスポットライトに照らされて登場。雄大なスケールの『Etoile』、『オルゴール』で厚みのあるハーモニーを響かせる。『azure』、『うつろい』で再びテンポアップすると、トロッコに乗船。狙い澄ましたような『High Free Spirits』の前奏が流れ、会場から声にならないどよめきが起こる。クラップに合わせて3人がソロパートを紡いでサビのハーモニーに繋げ、間奏の「行くぞ」のかけ声でペンライトの中を3人が突き進む、疾走感溢れるアニメさながらの光景が繰りひろげられた。
後方ステージに到着した3人は、
ライブグッズのサーモンタンブラーで水分補給。それぞれの衣装のコンセプトをユニークに解説すると、
「MC中にも会いに行こう」
と、トロッコに分乗。移動するメンバーに合わせ会場中がウェーブで光の波を起こし、美しい薔薇のポーズ、アンコールで大きく手を振る雨宮天、デレデレする夏川椎菜、距離を置く麻倉もも等名シーン続出のジェスチャーゲームで楽しくクールダウンし後半戦へ。カントリー調の『BraveSail』、『Favorite Days』、『primary』とトロッコでクラップを扇動して一体になって盛り上がり、前方ステージに集結。
「まだ元気残ってる？」「付いてこられるの？」
と声をあげ、新曲『華麗ワンターン』へ。パワーワード連発の歌詞がモニターに映し出され、スポットライトが激しく点灯するステージで激しいパフォーマンスを見せる。さらに中毒性の高いダンスチューン『Sunset カンフー』、ハイテンション壮快ラップナンバー『マイハートリバイバル』と畳みかける。そして
「出し切れ！」
と絶叫すると『adrenaline!!!』へ雪崩れ込み、パワー全解放の4連発で締めくくった。
暗転した会場に、巡ったアドレナリンに突き動かされ大きな手拍子が鳴り響くと、熱に応えてライブTシャツを纏ったTrySailがトロッコで再登場。頑張る客席を曳航する応援ソング、『TAILWIND』を5年振りに披露。ハイトーンハーモニーを響き渡らせる。
「みんなの顔を見るとブレーキが壊れちゃう」
と、トロッコ上での全力パフォーマンスを振り返り、観客が待ち望んだ新譜、両A面シングルのリリースと夏の全国ツアー開催を告知。大きな拍手を浴びたTrySailが1人ずつライブを振り返る。
麻倉もも「汗かいてる人がいらっしゃって、一緒だ！ と思いながら、みんなも全部出してくれたんだな…と思って、本当に嬉しかったです。最高の日になりました」
雨宮天「ずっと付いてきてくれて、手を振り返してくれてありがとうございました。ツアーもありますのでその時も色々なところでいっぱい遊びたいと思います。本当にありがとうございました」
夏川椎菜「皆さんが居てくれて、心強かったし、出し切ることが出来ました。また夏に、皆さんの地元の公演で遊ぶ事が出来て嬉しいです。元気で、体力をつけておきましょう！」
それぞれの言葉で謝意を伝えたTrySailは、今回のために創られた、ファンへの逢いたい気持ちを真っ直ぐに歌った『flower』を、花びらのエフェクトと共に熱唱。
最後はトロッコで名残惜しそうに会場を回りながらの『バン!バン!!バンザイ!!!』で
「1番幸せです」
「これからも一緒に遊んでくれますか？」
と呼びかけ一体になって盛り上がる。ステージに戻った3人は深々とお辞儀をし
「ありがとうございました」
と改めて会場の隅々にまで謝意を示し、怒濤の2日間を締めくくった。
過去の声優・アーティストライブに例がないと思える斬新な座席配置と、トロッコを使った演出が非常に印象的だった本公演。3人の個性的なソロアーティスト活動とは違った、TrySailという声優ユニットならではのパフォーマンスは圧巻だった。夏のツアーでどんな遊びを見せてくれるのかが今から待ち遠しく、楽しみな武蔵野の森の宵の明星となった。
ライター：こもとめいこ♂
『LAWSON presents TrySail Arena Live 2023 ～会いに行くyacht！ みんなであそboat！～』Day2セットリスト
01.Chip log
02.WANTED GIRL
03.Baby My Step
04.Good Luck Darling
05.はなれない距離
06.TRIGGER(雨宮天)
07.ピンキーフック(麻倉もも)※日替わり曲
08.トオボエ(夏川椎菜)※日替わり曲
09.ホントだよ
10.whiz
11.Etoile
12.オルゴール
13.azure
14.うつろい
15.High Free Spirits※日替わり曲
16.BraveSail
17.Favorite Days
18.primary※日替わり曲
19.華麗ワンターン
20.Sunset カンフー
21.マイハートリバイバル
22.adrenaline!!!
EN1.TAILWIND
EN2.flower
EN3.バン!バン!!バンザイ!!!
■TrySailポータルスクエア
https://trysail.jp/
■TrySail(麻倉もも・雨宮天・夏川椎菜)official YouTube channel
https://www.youtube.com/channel/UCuI2in6tTAjsaqzdeOeWZkQ
■TrySail楽曲配信ページ
https://trysail.lnk.to/ArtistPage
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