Uta-net

イベントレポ

検索

メニューを開く

『LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live 2020 "スフィアだよ!全曲集合!!ふつかめ"』ライブレポート 2020/03/17
『LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live 2020 "スフィアだよ!全曲集合!!ふつかめ"』ライブレポート

2月16日(日)は朝から生憎の空模様となったが、開場を迎える頃にはスフィア12年目の幕開けに相応しく雨はあがった。
『LAWSON presents Sphere 10th anniversary Live 2020 "スフィアだよ!全曲集合!!ふつかめ"』の幕開け、4人はトロッコでの登場となり『Future Is Now!』を歌唱しながらセンターステージへ降り立つ。

 


開幕の挨拶の最後に豊崎愛生が「アリーナの皆さん元気ですか?スタンドの皆さん元気ですか?」に続いて「関係者の皆さん元気ですか?」と虚を突いた変化球で笑いを誘うと「皆さん最高です、ありがとうございます。最後まで付いてきてください」と、ライブパートへ。
『REALOVE:REALIFE』『Absolute Pride』『Neo Eden』『Dangerous girls』『君の空が晴れるまで』『Feathering me,Y/N?』と、豊崎愛生が「ドドドドッとノンストップ」と形容した様に、立て続けに披露し、トークコーナーへ。


OP映像に入っていた音声が、本人達のリハーサルの合間に録られていた、素のわちゃわちゃとした会話であることを明かし「最後の声は愛生ちゃんだったね」「今日のカレーは美味しかったね」と前日のネタを引っ張り、「このくだりでもう(時間が)押してるよ」と笑いを取りつつ『Spring is here』からライブパート再開。


『Stop Motion』でトロッコに乗り込むと、『By MY PACE!!』で前日同様最後列付近へ移動、「スフィアの伝統芸」である「あなた達が最前列です」という一言で観客を沸かせると、センターステージへ移動し『イマジネーションは終わらない』『夕立ちの欠片』に続き、TVアニメ『花咲くいろは』EDテーマ『Hazy』をしっとりと聴かせる。「全曲ライブいかがですか?」と、高垣彩陽がクオリティの高いモノマネで始めた『彩陽の部屋』に、豊崎愛生から「何を目指してるの」とツッコミが入る。

 

 


そしてリハーサルの想い出として、2月4日に戸松遥の誕生日をお祝いした事を挙げ、
「三十路ストだぜ! 」という戸松遥は「見て、3人からもらったXmasプレゼント」と星と月をモチーフにしたイヤリングを披露し、他の3人から「誕生日プレゼント…」と総ツッコミを受けた。
さらに「絶対明日持ってくる! って言ってたのに…1日目忘れちゃったんですよ」の衝撃告白で場内は大爆笑。そして高垣彩陽が「全曲だけに、全記憶をね、甦らせようと…」「アリーナで、こんなダジャレありーナ?」とダジャレを披露し「会場が最高に暖まった」ところでライブパート再開。

 

 


『一分一秒君と僕の』では会場が「5人目のスフィア」として無音を演出、『Life is Wonder!!』『タイムマシン』でトロッコに乗り込み『best friends』で会場を魅了し、メインステージで『愛に出会い恋は続く』を聴かせる。
 折り返しへ向け、「男の子!?」「女の子!?」「武蔵野の森スポーツプラザ!!」と会場に呼びかけ、『synchronicity』『本当だから困るんだ』『ワタシ♪NOTEと#ペンシル』『Jolly Dolly's Music!!!』とダンス曲で会場を揺らし、『夏色キセキ』のイメージソング『優しさに包まれるように』、『Sincerely』と唄い継ぐ。


前日同様、キレのある映像「スフィアだよ、全4人集合~」が別バージョンで流れると、衣装チェンジしての後半ライブパートはTVアニメ『夏色キセキ』OPテーマ『Non stop road』でスタート。『Pride on Everyday』でセンターステージへ移動し、『Heart to Heart』『キミが太陽』でトロッコに乗り込み、『手のひらに夢』『キミ想う旋律』のサビでは会場中が一体になる。

 


特別な衣装を製作してくれたチームへの感謝と、映像の早口言葉を上野耕一郎氏、イラストは高垣彩陽の実弟・タカガキ氏が担当したエピソードが語られ、『Miracle shooter』から後半ライブパートへ。『CITRUS*FLAG』『My Sweet Words』『SPOTLIGHT』『パルタージュ』に続き、センターステージへ移動しながらの『Dream sign』では「chance for start」のコール&レスポンスで盛り上がる。
ラストスパート前のトークコーナーは、前日同様2人ずつ交代で衣装チェンジ。


高垣彩陽&寿美菜子は、初披露の『Life is Wonder!!』の振り付けを「(寿)美菜子先生」が担当した事を紹介、高垣彩陽が「ニット帽を被って、ニッと笑う」というダジャレを織り込む。入れ替わりで登場した豊崎愛生&戸松遥はラジオ番組『Pl@net sphere』のランキングバトルで独走する豊崎愛生に戸松遥が「この日だけは敵だからな! 」と挑発する一方で、「収録現場の声優・戸松遥を一番知ってるのは私」と豊崎愛生がノロケる一幕も。


ラストスパートは『MOON SIGNAL』から始まり、『鋼のVictress』『Super Noisy Nova』『サヨナラSEE YOU』を披露。会場全体でウエーブを起こし、「スフィ」「アー」のコールで一体となり『LET・ME・DO!! 』で大爆発。

 


そして大トリを飾るのは、「スフィアからのお手紙」である『Endless Anniversary』。
「みんなの声を聴かせてください」の呼びかけで会場一体となり合唱、銀テープが舞い散るフィナーレを迎えた。手にした銀テープをゴールテープに見立ててバンドメンバーを贈り出した4人から、会場の5人目のスフィアへ向けた挨拶へ。

 


寿美菜子
「夢の様で、清々しい、新鮮な感覚です。全曲ライブの後イギリスへ行ってくるよ~ってお話をしてたんですが、次「イギリスの美菜子」になった時に、また皆さんにお逢いできる事を楽しみに思っております。今日がゴール!っていう感じかもしれないけれども、未来に行ったら通過点で凄く良い思い出。未来の力になり、皆様にとって糧になる2日間であったらと願いながら唄いました。また未来で逢いましょう」(高垣彩陽の音頭で会場から「行ってらっしゃい」と声がかけられる)

 

高垣彩陽
「全曲ライブをずっとやりたいと思っていて、その度に「本気か、正気か、覚悟はあるのか」と、訊かれました。でも記念すべき時に大きなステージができるなら、全曲ライブしかないと4人で覚悟を決めてやりました。10年間、色々な曲が生まれ、唄い、皆様と一緒に育ててきました。これから皆それぞれの色々な未来に進んで行くと思うんですけど…でも、いつでも「スフィア」。この場所が、帰って行ける最高の居場所です。だからまた逢いましょう。皆様の人生の中で、スフィアの曲が、貴方の心の側にあれる事を祈っています」

 

戸松遥
「スフィアに付いてきてくださった皆様に感謝の気持ちで一杯です。改めて、84曲も楽曲があったんだ~って、全部唄えた事を本当に幸せだと思います。こうした企画は応援してくれる皆様がいらっしゃらなかったら絶対に出来なかった事です。スフィアを好きになってくれてありがとうございます。皆様が居なかったら、スタッフの皆様、バンドメンバー、その他の皆様が居なかったら、絶対に成功する事が出来なかったライブです。またパワーアップして4人で、何か楽しい事をやれたら良いなと思っておりますので、今後もスフィアに付いてきてください」

 

豊崎愛生
「皆様に逢えて本当に嬉しかったです。皆様1人1人が5人目のスフィアとして…今日ここに来てくれた方、来れなかった方、今まで関わってきてくれた総ての方々のお陰で、「スフィア」です。皆とこのステージを、このスフィアを、創ってこれたんだと思います。私の好きなスフィアは、皆様のお陰でスフィアです。ここをまた始まりとして、スタートとして、皆と、10年先、「超ベテラン声優アイドルユニット」を目指してがんばります、よろしくお願いします」

 

「私達、スフィアでした! 」とステージを去る4人、そしてモニターには「またここから、一緒に」の文字が映し出された。
こうしてスフィアの4人と5人目のスフィアは10周年イヤーを完走、12年目のさらなる飛翔へ向けた最高のスタートへ繋げた。12年目を迎えた唯一無二の声優ユニット・スフィア、彼女たちからこれからも目が離せない。

 

 

ライター:こもとめいこ♂

 

 

●公式サイト

●公式Twitter

 

 

●Sphere 10th anniversary Live 2020 1日目レポートはこちら

 

<<アニメ歌ネットトップへ戻る>>