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和氣あず未 池袋サンシャインシティ『ミニライブ&ハイタッチ会イベント』レポート 2020/02/04
和氣あず未 池袋サンシャインシティ『ミニライブ&ハイタッチ会イベント』レポート

日本コロムビアから両A面1stシングル『ふわっと/シトラス』でアーティストデビューした和氣あず未が、リリース当日の1月29日(水)池袋サンシャインシティ アルパ B1F噴水広場にて『ミニライブ&ハイタッチ会イベント』を行った。
前日までの雨模様と打って変わって、元気印の和氣あず未の新たな旅立ちに相応しく春隣る暖かな日となり、朝から優先エリア入場券を求めて熱心なファンが集結。開始時間前には九州や上海など、国境をも越えたファンが噴水広場の地下から4階までギッシリ埋めた。


熱気が溢れ期待が高まる中、MCを務める日本コロムビア・川崎氏が登場。
「どっちのあじゅじゅのが見たいか対決」を征した『シトラス』のMVで着用していたチェックの清楚なワンピース姿の和氣あず未を呼び込むと歓声と拍手がわき上がる。
下から上まで埋め尽くしたファンにゆっくり手を振り返しながら登場した和氣あず未は、9月のバースデーイベントでの発表から5ヶ月経って迎えたこの日だったが
「ここに来るまでずっと実感が湧いてなくて…」
と心境を吐露。しかし
「沢山のお客様が来て下さったのを見て実感が…今日、アーティストデビューしました! 」
と改めて報告、祝福の拍手と歓声を浴びる。

 

 

そして
「あまり着ないような衣装」
と、はにかんでミニスカートのプリーツを可愛くつまみながら、
「あっという間の5ヶ月間」
を振り返る。
「普段声優の和氣あず未として撮られるのと違って、アーティスト写真という事で一日かけて撮って頂いて、今まであんまりしてこなかった様な表情を…」
と、背後のモニターに大きく映し出されたジャケット写真への感想を述べる。さらにMVの撮影の想い出を訪ねられ、
「『ふわっと』は都内のスタジオで、可愛く撮って頂いたんですが、風船で浮かぶイメージとかが意外と難しくて、何度も繰り返しやったので、メイキングで見てみてください」
「『シトラス』の方は、本名の「あず未」の由来の場所の、長野県の「安曇野」で撮影して頂いたのが…泣いちゃうぐらい嬉しくて、エモエモ(エモーショナル)な感情が湧き出る作品になっています」
と語った。

 


そしていよいよソロアーティストとして初のミニライブコーナーへ。
「いつもはユニットで、お水飲んでる間も誰かが話してくれてるのに…」
と笑いながら後ろを向いて喉を潤すと、
「ステージに独りっていのうは凄く寂しいんではあるんですけど、こうして皆さんが沢山集まってくださったので頑張れます」
と語り、掌に「人」を3回書いて飲み干す。そして記念すべき1曲目『シトラス』を「甘酸っぱい初恋の曲」と紹介。『アイドルマスター』他の作品のライブやイベントで大舞台を何度も経験してきた和氣あず未だが、緊張した面持ちを見せながら、王道アイドルソングと言っていいデビューシングル表題曲から1曲を披露した。
続いて
「胸がキュンとする曲」
という
『ナイショの気持ち』を、緊張がほぐれた表情で、ステージを端から端まで移動して手をふりながら披露する。

 


こうして初めてのソロアーティストとして2曲を唄い終えたところで、
「『ふわっと』の衣装も見たかったですよね?」
と川崎氏が問いかけるとファンからは当然の如く
「見たい」
の大合唱が沸き上がり、和氣あず未は一旦退場して早着替えに。


ドレスのみならず、髪型、イヤリング、靴にいたるまで『ふわっと』MVの衣装を再現して再登場、
「お帰り~」「回って~」
のリクエストに応えてくるくると回って見せると歓声を浴びる。

 


『ふわっと』は
「アーティストデビューがんばるぞー! という、前向きで、聴いてくださってる方の背中を押す様な明るい曲」
で、かつ
「私から応援してくださってるファンの皆さんにとても伝えたい事が乗っている曲なので、是非沢山聴いてください」
とのこと。また、衣装も含め、パープルのイメージという事で、オーディエンスもペンライトをそれに合わせて紫色にチェンジして待機する。
ここで自身の形容通り、声優・アーティストらしい、アップテンポで元気の出る曲を、情感を込めながら軽やかに唄い上げる。
これにオーディエンスも一体となって盛り上がり、大盛況のうちにミニライブは終演となった。

 

 


ソロアーティストとしてのデビューミニライブの感想を訪ねられた和氣あず未は
「これまでアニメやゲームのキャラクターありきで唄う事が多かったんですけど、和氣あず未自身で唄わせて頂いて、こんなに沢山のお客様に集まって頂いて、本当に嬉しいです、ありがとうございます」
と、深々とお辞儀をして謝意を表した。


続いて行われたハイタッチ会では、その親しみやすく明るい魅力に去りがたく、追加でCDを買うファンが続出。結局20:00のサンシャインシティ・アルパ閉鎖ギリギリまで続いた。

 


最後は
「手を繋いでるみたいに造った」
という等身大パネルと本人が記念撮影を行うと、背後で噴水が噴出する奇跡が起こり、大盛況のソロアーティストとしての旅立ちを締めくくった。


通りすがった一般の人が
「声優さん?」「凄く可愛いね」
と思わず漏らすビジュアルと、元気で誠実な人柄を合わせ持つ声優・和氣あず未の、アーティストとしての無限の可能性を見せたイベントとなった。

 


この日は唄われなかった、ちょっと大人っぽい、寒い季節にぴったりの切ないしっとりしたミディアムバラードの『Snow Falls』を含む全4曲、インストゥルメンタル含む全8トラック入りの、ミニアルバムと言っていいソロアーティストデビューシングル『ふわっと/シトラス』は、表題曲それぞれのMVを収録した初回限定版2種類含む全3種類がリリースされた。


アニメイトではリリースイベントキャンペーンを開催。ゲーマーズでも『限定版』を用意してのキャンペーンを展開中。
さらに和氣あず未は6月7日(日)開催の日本コロムビア創立110周年記念『#コロちゃんフェス』へも出演が決定。『ふわっと/シトラス』には同ライブの先行シリアルも封入されている。


先日、堀江美都子がデビュー50周年を迎えるなど、アニソンアーティストの老舗である日本コロムビアでの和氣あず未がどんな声優・アーティストへ成長していくのかにも注目したい。

 

 


ライター:こもとめいこ♂

 

●和氣あず未コロムビア公式HP

●和氣あず未Twitter

 

 


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