オフコース「SELECTION 1973-78」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
やさしさにさようならオフコースオフコース小田和正小田和正「誰れかほかのひとのために生きるの 私は傷ついて息もできないほど」  僕がつくる別れのうたのように ――ワインとあなた 僕と迎える夜明け――  冬の寒さと安らぎの夜を 分かちあう日々は過ぎて 愛は消えた  あなたのいない部屋 もどかしい午後  限りないやさしさにさようなら 僕も今日この部屋をでてゆく  このうたが流れて どこかできけば あなたには分かるだろう この切ないこころが  ことばとメロディーひとつになって 愛のうたを奏でるように…戻って!  あなたの愛はすべての哀しみを 乗りこえてやわらかく僕を包む  帰らぬ日々よ 哀しいうたよ どこかできいてくれたら  ことばとメロディーひとつになって
通りすぎた夜オフコースオフコース鈴木康博鈴木康博抜けるような白い肌 パーティードレス 広いフロアー人のあいだを さりげなく身をおよがせ  軽く会釈をするたび ピアスが光る あなたがふり向いたその時 その目にくぎづけ  好きなようにさせてあげるよ あなたに縛られるなら それは望むところさ  この僕にあなたはふさわしい女だから  他の目が狙ってる 今夜はこのまま 二人きりで過ごしてみたい 今から僕のところへ  おちつける部屋だから 気にいるはずさ テラスのカーテンも開いて 今夜に乾杯  好きなようにさせてあげるよ あなたに縛られるなら それは望むところさ  この僕にあなたはふさわしい女だから  かわりばえしない毎日 愛することも忘れてた この僕にあなたが 愛をよみがえらせた  好きなようにさせてあげるよ あなたに縛られるなら それは望むところさ  この僕にあなたはふさわしい女だから
僕の贈りものオフコースオフコース小田和正小田和正オフコース冬と夏の間に 春をおきました だから春は少しだけ 中途半端なのです このころはなんとなく 心楽しくて 知らないうちに 誰かを 好きになったりします それでも 好きな人が できなかった人のために この歌は僕からあなたへの 贈りものです  夏と冬の間に 秋をおきました だから秋は少しだけ 中途半端なのです このころはなんとなく 心さみしくて 知らないうちに 誰かと すきまができたりします それで 好きな人と 別れた人のために この歌は僕からあなたへの 贈りものです
でももう花はいらないオフコースオフコース鈴木康博鈴木康博もう僕には花は咲かない いつの間にか大事なものを失くした もうもどれない道をふり返っても 人ごみに落としてきた いくつかの愛は見えない  緑の髪に胸をおどらせ 歩いた学生時代は 夢のように過ぎて終った そのときに落としてきた かげりのない心も見えない  今は欲しくはない 花なんて大人に 似合いはしない 花なんて大人に 似合いはしない 花なんて大人に 似合いはしない  花なんて大人に 似合いはしない 花なんて大人に 似合いはしない 花なんて大人に 似合いはしない
水曜日の午後オフコースオフコース小田和正小田和正もう少し早く気がつけば 誇りと自信を失くして どんなに小さくなった自分でも 夢さえあればなんとか生きてゆける ウウー ウー あたたかい雨の降る水曜日 少しだけ心も落ちついた 夕方には晴れるかな  朝もやにつつまれた公園で ふりそそぐ透明なこもれ日に まだ何かできるかもしれない そんな望みを感じながら ア・ハハー あたたかい雨の降る水曜日 少しだけ心も落ちついた 夕方には晴れるかな  あたたかい雨の降る水曜日 少しだけ心も落ちついた も一度はじめよう
のがすなチャンスをオフコースオフコース鈴木康博鈴木康博今 あなたにとっていちばん 大切なものはなんですか 水色の恋をすること 気のおけない話せる 友達 それよりも お金が大切ですか  人には それぞれ待ち望む ことがあるのです それで 毎日の 変りばえのない ささやかな暮しの 中にも何かしら はりあいをもっていられる  のがすなチャンスを 今この時がその時かも知れない いちばん大切なのは その日 その時  そして思い出の中で あなたは ひとつひとつわかってゆく 心 あたためてくれる 愛の言葉 友達の 言葉の大切さを かみしめながら  のがすなチャンスを 今この時がその時かも知れない いちばん大切なのは その日 その時
別れの情景(1)オフコースオフコース小田和正小田和正少し離れたほうがいいみたい こんなに疲れるなんて ふたりだけでいる時間は短かいのに ほんの小さな思いやりも たがいに忘れてしまった もういちど初めからできるなら 季節はめぐり色あせた日々よ  あなたにあったころが嘘みたい さよなら 安らぎが欲しい あなたの好きなあの歌が思い出せない 季節はめぐり色あせた日々よ 季節はめぐり色あせた日々よ
眠れぬ夜GOLD LYLICオフコースGOLD LYLICオフコース小田和正小田和正たとえ君が目の前に ひざまづいてすべてを 「忘れてほしい」と 涙流しても  僕は君のところへ 二度とは帰らない あれが愛の日々なら もういらない  愛にしばられて 動けなくなる なにげないことばは 傷つけてゆく  愛のない毎日は 自由な毎日 誰も僕を責めたり できはしないさ  それでもいま君が あの扉を開けて 入って来たら 僕には分からない  君のよこを通りぬけ とびだしてゆけるか 暗い暗い暗い 闇の中へ  眠れない夜と 雨の日には 忘れかけてた 愛がよみがえる
ワインの匂いオフコースオフコース小田和正小田和正ワインの好きな その娘はいつでも いくつもいくつも メロディーをつくって 窓から遠くを 見つめながら やさしく哀しい ピアノをひいてた  別れたひとの思い出を うたにして 涙を流しては 口ずさんでいた はじめてふたりで 歩いた日に あの娘は ささやいた眼をとじたまま  私はもう だれも好きに なることもない 今は ありがとう あなたはいいひと もっと早く あえたら  逃げて行く 倖せが 時の流れに のってあの娘から しばらくの間 この街から 離れてひとり 旅にでてみるの  あの雨の日 傘の中で 大きく僕がついた ためいきはあのひとに きこえたかしら
愛の唄オフコースオフコース小田和正小田和正すぎゆくは若き日々 いくつかの愛も消えて  いつまでも 変わらない 心でいたい 時の流れはいつも 哀しいもの  ありふれた ことばを 並べてみても あなたへの あふれる 愛は伝えられない  泣きぬれて ただひとり さみしいたそがれには 恋びとよ ふりむけば やさしい思い出をあげよう  永遠の生命も 名誉もいらない あなたに会えたこと それだけでいい 歩きなれた道を 今ひとりでゆけば  めぐりくる季節にも なつかしい匂いがして ふるえてた あなたのぬくもりさえ よみがえる この手に  泣きぬれて ただひとり さみしいたそがれには 恋びとよ ふりむけば やさしい思い出をあげよう
こころは気紛れオフコースオフコース小田和正小田和正ララ ララ そのためいきは 退屈のせい それとも 誰かを好きになったの  さあドアを閉めて すぐに帰るつもり 時計ばかり 気にしてるんだね  まるであなたは ゆきずりのオンナのよう 春にゆられ うつろな眼差しは遠い空の果て ナマイキ ナ オンナ  ララ ララ 責めないで あなたを好きだけど 愛してるなんて 私は言えない  だからドアを開けて 外へ出たいから 午後のひかりは 私をさそう  シャクな はなしだけど ゆれるこころ 止めることもできず黙っていた  まるであなたは ゆきずりのオンナのよう 春にゆられ うつろな眼差しは遠い空の果て  私はまだ若いから 心は気紛れ 私はまだ若いから こころは気紛れ
青春オフコースオフコース鈴木康博鈴木康博さようなら 若者 知らず知らずのうちに君は いくつもの季節をすごし いくつかの夢もかなわず この住み慣れた街に 青春をきざんで 出てゆく  さようなら 若者 めぐりあった人とのふれあいに 喜びは孤独を忘れさせ 悔しさに涙をこらえ この住みなれた街に 想い出を残して 出てゆく ふるさとを捨てて来たように この街も捨ててゆくのか  夢多き時ときよ さようなら 生きる道に 夢はひとつでいい 一つの夢が 君の道を教える ふるさとを捨てて来たように 夢をかなえに 大人へ巣立ってゆく さようなら 若者よ さよなら さようなら 青春よ さよなら
潮の香りオフコースオフコース鈴木康博鈴木康博夕なぎ 陽は暮れまどい 遠くに港の灯 見えかくれして  潮の香りに酔い 漂ようクルーザー 水面まかせ  沖合遙かに水平線 目にうつるすべては未来の安らぎ  頬をくすぐるかすかなこの風 今私にこれ以上何もいらない  ゆれるカンテラの灯 迎える人影闇にうつす  立ちつくすあなたはなつかしそうに 襟もとに手をあて 私を見つめる  umm…このひととき ひとりだけの時間が今遠ざかる  陽がおちた海岸道路 向こうのあの灯は葉山の町  二人車の中 明日はあなたと海へ出よう
秋の気配GOLD LYLICオフコースGOLD LYLICオフコース小田和正小田和正あれがあなたの好きな場所 港が見下ろせるこだかい公園  あなたの声が小さくなる ぼくは黙って外を見てる  眼を閉じて 息を止めて さかのぼる ほんのひととき  こんなことは今までなかった ぼくがあなたから離れてゆく ぼくがあなたから離れてゆく  たそがれは風を止めて ちぎれた雲はまたひとつになる  「あのうただけは ほかの誰にも うたわないでね ただそれだけ」  大いなる河のように 時は流れ 戻るすべもない  こんなことは今までなかった 別れの言葉をさがしている 別れの言葉をさがしている  あゝ嘘でもいいから ほほえむふりをして  ぼくのせいいっぱいのやさしさを あなたは受けとめる筈もない  こんなことは今までなかった ぼくがあなたから離れてゆく
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