moonlight伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 夢はいつもの時のたとえば たそがれのブラジルのような海にも似て まるで君がその指先でつまびくような 暖かな音が流れる部屋で 淋しげな眉にも やさしさを匂わす あやしい恋心 ただよい始めている こんな夜には二人でmoonlight 想い出数え 過ぎゆく季節を見ている 愛しきものは去りゆく日々 手をさしのべて 新しい時の訪れ待てば 古びた駅がとり壊され その街並も変りゆく 時の流れのはかなさ 冬の湖で遊んだ あの頃の こぼれる笑顔に 呼び戻されてしまう こんな夜には二人でmoonlight 想い出数え 訪れる時を見ている 長い年月を 過ごした二人には 心の中まで 透き通るような季節 こんな夜には二人でmoonlight 想い出数え 時の流れは はかなくて |
夜のFM伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 熱いざわめきの sea side 通りぬけて 人ごみの中 君に出逢った twikight 近づけば はじけそうな胸 長い髪 ふっとかきあげる時 振り向いたその目に撃たれ はりさけそうな心 打ち明けられないままで night after night and day by day うちのめされて 君に振り回されてばかり night after night and day by day 夜空 切り抜く star light 海の香りも 忘れる頃に 願いかなって feel right さわやかな 秋の夜に 細い肩 ふっと現われる時 うつむいたその日に blue shade 渡したくない気持 君を誰の手にだって night after night and day by day 「帰さないよ」と ひとり胸につぶやいてばかり night after night and day by day そう言えばあの日 君が見つめていたのは 沖行く船の灯り 夜の FM ずっと聴き流してたら 突然思い出して |
僕と君の子午線伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 砂浜にあったよ sun oilの白いキャップ 捜してたね 君は shower room 生まれたままの姿で 突然 飛び出す君に出くわすなんて とてもいい日になりそう coconut の匂いがする towel とって投げてよ まぶしすぎる 今を止めないで 愛は孤独な顔して 逃げるふりをすることもある 群青の空から 降り注ぐ渚の energy 肩でうけて その肩を寄せ合う この空をまっすぐ どこまでも行けば ここに戻ってくる そんなこと考えてる ひとふりの backgammon に 賭けたような恋ではなかったのに 暑い夏の日の 時は その時間だけを 流れてゆくものでもなくて 今を止めないで 夢もかなえてみせるさ 水平線断ち切るように |
二人の周期伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | せめて言葉だけは 慎んでくれと 勝手に男は やさしさ それを 女に押しつけていたような気がするよ あの頃は できたてのマッシュポテトに似て さめるほど しみ込んだ味 心にじんとくる瞬間 感じていた 許し合ってた心ほど 傷つきやすいものさ いやす傷ほど愛しくて ひろげてしまう もういいから 受話器を先に置いてくれ ひとことが言いだせないほど 時は流れてた 二人にとってみれば あれから 幾つめかの秋が過ぎてゆく 打ち寄せる カーラジオからは 流れるメロディ 重なる街と景色 愛し合ってた心には 二つの星が生まれ お互いのその周りを まわっていたね |
スモークドガラス越しの景色伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 高速下りた時から 香りはTシャツのそで 撫でてゆくような潮風 ひと巻のフィルムを見てるよう ずっと もう過ぎた日々の…… レモンを添えたパパイヤ いつでも注文しては 夏過ごした Hotel 海辺の街を君の眼差しが いつも重なる 海岸走るハイウェイ…… 突然 加速してゆく 車に体預けて 沈んでゆくサスペンション 振り切らなければいけないのは きっと 景色ではなくて…… 海辺は とても汚れてしまった あの頃の二人には戻れなくて 無邪気に落ちた 細い肩紐を 白く残して焼けた後が眩しい |
Heartbeat伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三・井上毅 | 伊勢正三 | | Heartbeatが聞こえるかい 僕のせつない 胸のうちが ラストダンスも近づいてきた 君と一緒に 踊りたいのに ああ 横向いて知らんぷり むなしく時は過ぎてく ああ やるせないこの気持 二人のための 夜はどこに つれないそぶり こんなはずじゃなかった 悲しくて ひとりぼっちの夜 車とばして 夜の湖 言葉途切れて 街の灯り 冬のホテルは誰もいなくて ためいきだけが 流れてゆく ああ いつまでも霧の中 あてもなく さまよう 今 誰よりも君が好き やさしく そっと ささやいて 君はコートの 襟を立てたまま ふるえてる 抱きしめたい夜 よりそう二人 はじける暖炉も 燃えつきて とけていく夜 |
Are You Leav'in?伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三・井上毅 | 伊勢正三 | | 夕暮れは とうに過ぎ あらわれぬ君を 待ちわびた 約束の街角 わるいのは 俺だった やさしさも気づかずに 言いわけももどかしく そのまま Are You Leav'in 悲しみにくれながら わけもなく やすらぎを求めて Are You Leav'in せつなさが身にしみる むなしさが渦巻く 街あかり 鮮やかに よみがえる あの頃の君が 束の間の しあわせをかみしめ 気まぐれな 俺だった わがままも気づかずに 君のこと傷つけた 知らずに Are You Leav'in こぼれ落ちる思い出 色褪せた かけがえのない日々よ Are You Leav'in 許してくれるかい もう一度 やり直したいから |
マイタイ・ラララ伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 夜が流れてゆく ささやきながら 重ねたグラスの中で 氷の揺れる響き もう逢えないと お互いわかりかけてる 君の瞳の奥に 通りすぎていった なつかしい想い出 見えて 見つめてくる その目を 黙ってうながすように 通りへ送り出してた Taxiのウインカー 近づいてくる 楽しかったあの頃は 約束にふれあう指 同じさよなら もうためらうこともなく 夜が二人のために 何かもたらすのなら 今すぐにひきとめるけど このままいさぎよく ガラス越しの視線を 背中でさえぎる方がいい つま先が最後に消え しまるドアの音がして ぼくはもう 歩きはじめてた ひとつめの信号を 左に曲っていく 何もかも 変わらないまま |
シャワー・ルーム伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | そのシャワー・ルームに 落ちる滴が 響くだけの静けさ ひとりでいると もう過ぎ去った むなしい想い出 せめて夕闇融ければ まぎれる心 そして 書きかけの小説 一コマをすすめて 安らぐとき あんな奴と思っても 残り火が まだ揺れて ふいに逢えば やさしさと気まぐれに 粉々にされてしまう 問いつめてみたいけど 目をそらし たわむれの 言い訳ばかり 強がりなふりをして ひきとめも しないまま |
マリンタワーの見える街伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 哀愁感じている 夕暮れ時 宵の明星の灯が ともる頃 祭りの笛が どこからともなく 聞こえてくるような 港町 いつしか男の一人旅 疲れてしまえば 愛する人の微笑みに ふと気がつく 星がまたたく夜空を見てると 過ぎ去った日々の 都会の夢 燃えつきて 想い出の流れ星 生まれ変われるなら も一度どこかの 星の世界にそっと現れ その星のどこか きっと海辺の町だと思うけど 又、君と出逢い 君を愛して 見つめたその時から 同じ夢を見て 同じ涙を流して そこから先は 知らなくてもいいと思うほどに今は 流れる時 飲み干せば したたかに 酔いしれる |
Sea Side Story伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 海が見たくなると いつでも 出かけた週末に 電話をかけてきたんだってね 言い訳しながら 心ではさめてく 頭では まだ夢見てる 当然 許してくれるなんて ふと わがままに うぬぼれてた どんなせつなさにも きっと 潮風を嗅ぐように 浮かんでくる景色がある とっておきの歌 いつもカセットに つめこんでは 歩いた防波堤 偶然 愛して別れてゆくのなら 時がきっと 許してくれるだろう |
汐風伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | 汐風の吹く街の たったひとつの駅 待ち合わせて ずっと前に ここで他の誰かと 歩く君を 見かけたその時から 夏の恋は このままで終るかもしれなくて ダイヤル回したよ 眠れない夜に 夕暮れが少しずつ 速くなっていくのが わかるくらい 最後の休みを 君と過ごしたくても 言い出す言葉を 見つけ出せないうちに 夏の恋は このままで終るかもしれなくて 知らぬ間に君はもう まぶしくなってる 夏の恋が このままで終るのがせつなくて 思わず抱き寄せた こわれそうなほど |
カモン・ラヴ(Save Old Me)伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | 伊勢正三 | | カモン・ラヴ & Save Old Me 君と別れたのは 冬も終わる頃 ふと出かけてみたくて あのスタジアム あの日ハーフ・タイムに 流れてたメロディ ひとり口ずさむと 君は笑って やるせないほど 好きだったのに 恋はきっと流れ星 夕暮れは ただそれだけで 胸をしめつけて よみがえってく 想い出そうさ カモン・ラヴ & Save Old Me 夕映えスコアボードを 紅く染めていく 立ち上る人の中に 見かけた姿 風に揺れる前髪 少しも変わらず 懐しさにおもわず 叫んでしまう 湧きあがる声 空へ高く舞い上る ボール見えて 気付かずに 遠ざかる背中 流れる人波に さらわれていく 想い出そうさ カモン・ラヴ & Save Old Me |