大塚まさじ「昼の月・夜の魚」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
淋しがりや大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ飛ぶことのできない淋しがりやは 君の胸元に耳をあて やすらぎを求めつづける 墓場をさまよう母親たちに 会えないって淋しがる  一人ぼっちの好きな淋しがりやは 沈みゆく太陽が好きで ささやかな喜びを手に入れる でも 愛のない石切場では キスはやめときな  こわすことのこわがる淋しがりやは ひたすら口でこわしつづけ 傷つけ合うあんたとつながろうと 君の見せてくれたはずのものが 僕にはみられなかったんだ
時は過ぎて大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ早いね時の過ぎるのは みんな昨日のようさ 早いね時の過ぎるのは みんな昨日みたい 二年前君は大阪で 裸の一人ぼっちさん 俺は胸に傷を負い 酒はその夜だけの夢  夕暮れがまたやって来て 一人ぼっちだって知った 夜が白く明けるまで からっぽの街を彷徨った 君はまだ飛べぬ羽根をなで 夜の街にうずくまってた 俺の微笑みを喜んでくれる人が欲しかった  互いの傷を知った時 ふたりはもう共犯者 ふたりは誓いもしなかった 明日のことなど 抱きしめ合うだけでよかったし 言葉なんてもうたくさんだ 消えゆく思い出の中だけじゃ もう暮らせないよふたりとも  二年前君は大阪で 裸の一人ぼっちさん 俺は胸に傷を負い 酒はその夜だけの夢 早いね時の過ぎるのは みんな昨日のようさ 早いね時の過ぎるのは みんな昨日みたい
こんな月夜に大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ月がとってもすてきじゃないの 山の上から顔をのぞかす時 まるで優しい女の隠れ家みたいに 朝まで起きていたいや二人なら こんなに静かにいられるなら  君の汽車が迷ってるじゃないの ぼくから遠く離れていった時 墓場の女みたいに悲しそうに そんなに遠いんじゃ何も見えやしないさ こんなに君を探しているのに  貨物列車はすてきじゃないの 錆びたレールをまたいでいる時 黒く煤けた顔には嘘がないみたい 飛び乗ってやろうぜ汽笛の前に こんな月夜にゃ君に会えるかも
アフリカの月大塚まさじ大塚まさじKURO西岡恭蔵古い港町流れる 夕暮の口笛 海のにおいに恋した あれは遠い日の少年  酒場じゃ海で片足失くしたおいぼれ 安酒に酔って 唄う遠い思い出  俺が旅した若い頃は よく聞け若いの 酒と女とロマン求めて 七つの海を旅したものさ  母さんは言うけど 船乗りはやさぐれ 海に抱かれて年とり あとは淋しく死ぬだけ  俺は夢みる波の彼方の 黒い大陸 椰子の葉影に踊る星くず 見上げる空には アフリカの月  古い港町流れる 夕暮の口笛 海のにおいに恋した あれは遠い日の少年
天王寺想い出通り大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ小便くさいプラットホームが道の下にある 昼寝息を殺したあの路地裏には 昨夜の女と男の黒い秘密がある ロマンを持った男が泣いてるよこの街で  雨が降る 雨が降るこの街にも 淋しい影一つ二つ道迷う流れ者 傘もささず行方知れず通りを抜けると ぼくもまた雨に降られ迷うこの街で  初めて君に会ったのも雨のこの街で 確か想い出通りの古いコーヒー屋 冷えた体あったかコーヒーであたため合った 今日も誰か巡り合い別れるこの街で
遠い昔大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ遠い昔ぼくは 母さんのオナカで魚だったんだ エラをパクパクさせて シッポはふるだけ でも手足がないからって 悲しんでいたそうな  遠い昔ぼくは 母さんの背中でカモメだったんだ 長い羽根は空にのび 丸い目は夢をかけめぐる でも両親はピストルで ぼくの心を撃ち落した  遠い昔僕は 母さんの外で馬だったんだ 荒野を駆ける足を持ち 月へもとどく勇気持ち でも世の中甘くはなかった 悪魔が僕を殺しやがった  遠い昔 遠い昔 遠い昔 遠い昔 遠い昔ぼくは 遠い昔あんたは
満月を待つ女大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ海は一日を 満ちては引いていく 月は一月を 満ちては欠けていく あの娘は月と 一緒に生きてる あの娘の悲しみは 月が欠けていく時 あの娘の喜びは 月が満ちていく時  月に会いにやって来る 毎晩この池の端 あの娘は指をおり 幸せを待っている あの娘 満月の下では誰よりもステキさ マリアさまよりも 優しく笑えるし モンローよりも 男をなぐさめられる  満月を待つ女 満月を待つ女 もうすぐきっと いいことがあるよ  おいらがあの娘に はじめて会った夜 月は傾いた 小さな三日月 あの娘 悲しみの中で 影と手をつないでた そんなかぐや姫に おいらは恋をして 夜空にかけのぼり 一番星になった  満月を待つ女 満月を待つ女 もうすぐきっと いいことがあるよ
エピソード大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじチャールズ清水彼は頑固だったが真面目だった だけど真面目が嫌いだったんだ こんなエピソードが彼にはある 何度もぐれてはみたがやくざにもなれず 今じゃ胸のナイフだけが彼の証なんだって  彼は笑ってたがデリケートだった だけど笑うのが嫌いだったんだ こんなエピソードが彼にはある 毎日のように鏡に向き合っては 笑わない稽古をしていたんだって  彼は自分のことを嫌いだと言っていた だけど本当は大好きだったんだ こんなエピソードが彼にはある 夜更けの酒場で飲めない酒に酔って 俺には俺しかいないってくだまいていたって  彼は女なんて大嫌いだと言っていた だけどいつも一人じゃいられなかったんだ こんなエピソードが彼にはある ある日一人の女に初めて恋をした それから彼は強がりを言わなくなったんだって
街暮し大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじお前がいなくなってから 淋しくなったぜ この街も 一人歩きもいいけれど 夜は寒いぜ おまえがいなきゃ  急に姿を消したから 俺は慌てて探したさ あの娘は死んだと街のうわさ ばかを言うなと どなってやった  あれから何年たったのか 昔の仲間も少なくなった 俺ときたら相変わらずで 今も気ままな街暮し  本当は愛していたんだぜ 口に出すのも照れくさくって 本気にしないだろうけど 今でも心は昔のままさ  あれから何年たったのか 昔の仲間も少なくなった 俺ときたら相変わらずで 今も気ままな街暮し
一人旅大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ雨上がりの彼方に浮かぶ虹の橋 子供の頃に夢見た遠い国の話 月の砂漠を歩くラクダに乗って 目指す宝島へと冒険に出かける 長い旅の始まり さえずる鳥の唄  果てしない地平線浮かぶ蜃気楼 青春の夢広げて一人旅に出た 何処にいても同じなら輝いていたい 何をしても同じなら好きなことで生きたい 長い旅の途中 月の道標  限りない星の数浮かぶ青い月 夢は褪せることなく闇を照らし出す いつ果てるとも知れない命を友に あの高い山の嶺まで辿り着きたい 今度どこの空の下 誰に会えるかな  今度どこの空の下 君に会えるかな
月の祭り大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ月は満ちて昇り 星は輝き出す 人は集いながら 優しく生きる 優しく生きる  長い時を抜けて 会えるその日が来た 人も森も海も 微笑み合って 微笑み合って  喜びの夜 月の祭り  昔インディアンは 花と遊びながら 光る命の意味 花に学んだ 花に学んだ  俺とこの星との 唄がうたえるまで 夢は満ちて引いて 繰り返すだろう 繰り返すだろう  約束の夜 月の祭り
一輪の花大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじ大塚まさじどうしてぼくは ここにいるの どうしてぼくは 旅に出るの 置き忘れた夢に 光がさして 辿り着きたい 大地が見えてきた 人は生きて 悲しみを知り 人は生きて 喜びも知る  どこからぼくは やって来たの これからぼくは どこへ行くの 歩いてきた道を 愛せるなら なにも迷わず この道を行こうよ 探しものは 遠くになくて 探しものは 足下にある  森はうたい 風はゆらぐ 月はおどり 海はひかる あたり前のことが 忘れられていく 交わらぬ心で 何を見つけたと言うの 欲しいものは 憎しみではなく 欲しいものは 一輪の花  欲しいものは 憎しみではなく 欲しいものは 一輪の花
男らしいってわかるかい大塚まさじ大塚まさじBob Dylan・日本語詞:大塚まさじ・ピロBob Dylan変わっていくなんてきっとないよ 君の世界なんてほど遠い でも俺をこんなに変えてくれた 昔の友がいるんだ  朝日はもうのぼるよ すこしずつだけどね その時その日こそ 自由になるんだ  奴らは楽な方をとるのさ 誰とでも手をつなぎながら でも俺は断じて俺の 考え通りに生きるんだ  朝日はもうのぼるよ すこしずつだけどね その時その日こそ 自由になるんだ  男らしいってわかるかい ピエロや臆病者のことさ 俺には聞こえるんだ彼らの おびえたような泣き声が  朝日はもうのぼるよ すこしずつだけどね その時その日こそ 自由になるんだ
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