蘭華「昭和を詠う~大切なものへ~」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
白い色は恋人の色蘭華蘭華北山修加藤和彦花びらの白い色は 恋人の色 なつかしい白百合は 恋人の色 ふるさとの あの人の あの人の足もとに咲く 白百合の 花びらの白い色は 恋人の色  青空のすんだ色は 初恋の色 どこまでも美しい 初恋の色 ふるさとの あの人と あの人と 肩並べ見た あの時の 青空の澄んだ色は 初恋の色  夕やけの赤い色は 想い出の色 涙でゆれていた 想い出の色 ふるさとのあの人の あの人の うるんでいた ひとみにうつる 夕やけの赤い色は 想い出の色 想い出の色
なごり雪蘭華蘭華伊勢正三伊勢正三汽車を待つ君の横で僕は 時計を気にしてる 季節はずれの雪が降ってる 東京で見る雪はこれが 最後ねと さみしそうに君がつぶやく  なごり雪も 降る時を知り ふざけすぎた 季節のあとで 今春が来て君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった  動き始めた汽車の窓に 顔をつけて 君は何か言おうとしている 君の口びるがさようならと 動くことが こわくて下をむいてた  時がゆけば 幼い君も 大人になると 気づかないまま 今春が来て君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった  君が去った ホームにのこり 落ちてはとける 雪を見ていた 今春が来て君は きれいになった 去年よりずっと きれいになった  去年よりずっと きれいになった…
異邦人蘭華蘭華久保田早紀久保田早紀子供たちが空に向かい 両手をひろげ 鳥や雲や夢までもつかもうとしている その姿はきのうまでの何も知らない私 あなたに この指が届くと信じていた  空と大地が ふれ合う彼方 過去からの旅 人を 呼んでる 道 あなたにとって私 ただの通りすがり ちょっと ふり向いてみただけの異邦人  市場へ行く人の波に 身体(からだ)を預け 石だたみの街角をゆらゆらとさまよう 祈りの声 ひづめの音 歌うようなざわめき 私を置きざりに 過ぎてゆく白い朝  時間旅行が 心の傷を なぜかしら埋めてゆく 不思議な道 サヨナラだけの手紙 迷い続けて書き あとは哀しみをもて余す 異邦人  あとは哀しみをもて余す 異邦人
黄昏のビギン蘭華蘭華永六輔中村八大雨に濡れてた たそがれの街 あなたと逢った 初めての夜  ふたりの肩に 銀色の雨 あなたの唇 濡れていたっけ 傘もささずに 僕達は 歩きつづけた 雨の中  あのネオンが ぼやけてた 雨がやんでた たそがれの街 あなたの瞳 うるむ星影  夕空晴れた たそがれの街 あなたの瞳 夜にうるんで 濡れたブラウス 胸元に 雨のしずくか ネックレス こきざみに ふるえてた  ふたりだけの たそがれの街 並木の蔭(かげ)の 初めてのキス 初めてのキス
蘇州夜曲蘭華蘭華西条八十服部良一君がみ胸に 抱かれて聞くは 夢の船唄 鳥の歌 水の蘇州の 花散る春を 惜しむか 柳がすすり泣く  花をうかべて 流れる水の 明日のゆくえは 知らねども こよい映した ふたりの姿 消えてくれるな いつまでも  髪に飾ろか 接吻しよか 君が手折し 桃の花 涙ぐむよな おぼろの月に 鐘が鳴ります 寒山寺
あの街を離れて蘭華蘭華蘭華蘭華朧月夜の下 僕らは歌うよ 懐かしい景色がずっと 続きますようにと 金木犀の香り ふわふわ漂う かけがえのない時間だった なにげないひとときが  瞼を閉じると 思い出す やさしい笑顔を 耳を澄ませると 君の声が聞こえる  あの街を離れて どれくらいの月日が 経ったのだろう あの頃みんな 笑顔で溢れていた 泣き出した空が歩き出す未来(みち)を 少しずつ濡らしたとしても照らす光はある  この手に広がる 大きな夢をまた見てみたいよ 微かな夢のカケラ 拾い集めて  信じあうことを 諦めないでいて いつかまた 穏やかな日々が取り戻せるように  未来へ向かって この願い繋げてゆこうよ 僕は歌うから 祈りの歌を どんな距離も越えて 君に届くように
大切なものへ蘭華蘭華蘭華蘭華砂の地面はコンクリートに 茂る木々も葉を捨てて 野良猫がトタンの上で 淋しげに鈴を鳴らしてた  あの頃と今とでは 変わったものと 変わらないもの  夢がないと嘆くだけで 気付いてない大切なもの 未来なんてもういらないと 強がってる時もある だけど 未来を捨てないで あなたにまた会いたいから 会いたいから  旅立ちの朝 あなた残した 笑顔が今も忘れられない 疲れ果てた その眼差し 私にはあなたを救えるの?  ゆっくりでいいんだよ 信じる力 見つけてあげるから  夢から覚め逃げる前に 嘆く前に今できること つらい時も病める時も あなたの傍にいるからね だから 未来を捨てないで あなたを愛する人がいる 人がいる 人がいる
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