suzumoku「プロペラ」の歌詞一覧リスト

曲名 歌手名 作詞者名 作曲者名 編曲者名 歌い出し
酒気帯び散歩suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku何か物足りない 今日も目がイタイ いつもの幸せに フラフラ酒気帯び  頼りない言葉が 街をぬいあわせる 両手を見つめれば 浮き出る不安  簡単にラクに手にしたんだ 君の街ではなんでもそろう 空を飛び交う電波が少しジャマかな 上昇下降エレベーター 誰かさんの出世はエスカレーター 不平不満はビルの壁に刻まれたままいつかは風化していく  公園のすみには こわされた自転車 鼻をくすぐるのは 粘るヤニの匂い  無邪気な声には あの日のおもかげ カラスの鳴き声に 現実に戻される  必死になって集めたカード 今じゃどれもこれも全て無効 有効期限があったなんて聞いてない 神経質でカンペキ主義な誰かさんの人生は不安定 ポケットの中に入れたまんまのビスケットはもう風化している  クツ底がすり減って ついでに心もすりへってんのさ 響き鳴る鐘はいつも遠く 忘れかけた思い出を見せるんだ  簡単にラクに手にしたんだ 君の街ではなんでもそろう 空を飛び交う電波が少しジャマかな 上昇下降エレベーター 誰かさんの出世はエスカレーター 不平不満はビルの壁に刻まれたままいつかは風化していく  “ただいま”“おかえり” 夕飯のにおい 変わりない幸せに フラフラ酒気帯び

Complicite

レイニードライブsuzumokusuzumokusuzumokusuzumokuフロントガラスにじむ光 水しぶきを上げるタイヤ ワイパーの刻むリズム くたびれたエンジン ラジオ  「明日になればまた晴れるでしょう」 天気予報の声が寂しく響く  昨日の成功 今日のミス 明日に持ち越した不安 数えれば切りがない やり直したい毎日 時計の針につっつかれて 何度も転びそうになって 「負けるな頑張れ」って言ってもらいたいのかな 何考えてるんだろう 早く家に帰らなきゃ クールミントのガムを一枚くわえたら さぁもうひとっ走り  軒先で一人ぽつり 雨宿りをしてる誰か  「あなたは今も幸せですか?」 ポップシンガーの声が虚しく響く  昨日の提案 今日の疑問 明日に延ばした答え 数えれば切りがない 目の前の選択肢 できる奴らに見下されて 何度も崩れそうになって 「そんなこと気にするな」って言ってもらいたいのかな 何呟いてるんだろう 早く家に帰らなきゃ だらだら続く渋滞を抜け出したら さぁもうひとっ走り  「それでは今夜も安全運転を」 パーソナリティの声が優しく響く  昨日の自分 今日の自分 明日のまだ見ぬ自分 数えれば切りがない 情けなかった自分 現実の風にあおられて 何度も倒れそうになって 「それでもめげるな」って言ってもらいたいのかな 降り続ける雨は街を洗い流しどこへ向かう? 珍しく涙まみれの頬も洗っておくれ ラリルリララッタルリラ 無理矢理口ずさむのは 「楽しくやっていこう」って君に伝えたいのかな 何歌ってるんだろう 早く家に帰らなきゃ だけど今日はずいぶん遠回りし過ぎだ さぁもうひとっ走り
適当に透明な世界suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku昨日コンビ二で買った透明な傘と 残りわずかな小銭と君を連れて ゆううつに包まれた普通列車に揺られ 二人とも知らない駅で降りてみたのさ  不意に流れた君の透明な涙 それを見つめていた僕はとても冷静で 君は小さなハンカチでそれをぬぐうと 屈託のない笑顔を見せようとしたのさ  「海が近い」とはしゃいで適当に歩く ほどなくして聞こえた心地よい音 フラフラ過ぎる時間がひたすら愛おしくて 僕らはただ、、、  消波ブロックの前で透明な二人 冷たくなった風に吹かれながら くだらない話ばかりを交わしたけれど 君の不意打ちな涙は相変わらずで  日が落ちた広い海が透明でキレイ 遠くに揺れる夜景もとてもキレイ 猫背のままの二人は今にも消えそうで 頬をさする潮騒を確かめたのさ  影をなくしたままで適当に歌う 帰り道に響いた心地良い音 リズムを刻む時間がひたすら愛おしくて 僕らはただ、、、  つまづきながらそれでも適当に笑う 帰り道なんかなくなりゃいいのに 確かにある存在がひたすら愛おしくて 僕らはただ ただ ただ幸せで あまりにも美しくて適当な夜が いつまでも続けと願いながらも やがて訪れる明日を心のどこかで 僕はただ、、、 君もただ、、、  昨日コンビ二で買った透明な傘で 君を見送った僕も不意に泣いたのさ この日の事をとにかく忘れたくなくて 泣きながらこの歌を作ってみたのさ 適当に透明な世界の中で、、、
退屈な映画suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku映画の中のヒットマン そいつで誰を殺るんだい? 僕らを楽しませて その引き金をさあ引けよ 考え込んだヒットマン 早く狙いを定めろ たまには悲しませて エンディングにはまだ早い  見つけた憧れも 手にした名声も 散らかるこの部屋が そんなに嫌なのかい?  映画の中のヒットマン そいつで誰を殺るんだい? 僕らを楽しませて その引き金をさあ引けよ 苦し紛れのヒットマン 次は何を仕出かすの? まだまだ楽しませて 月影が赤く染まるまで  「表を裏返せ」こだます囁きに あなたは振り向いて 崩され消えてゆく 静かにに流れ出す 見慣れたエンドロール 何度でも繰り返せ 退屈な映画  映画の中のヒットマン そいつで僕をやるのかい? 周りを楽しませて 置き去りにでもする気なのかい?
セスナの空suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku眠い風にくすぐられて軽く咳をして わだちをたどりただひたすらに 刻む足音を 一つ一つ数える 変わりだした季節の色に一度頷いて 木陰の先 駅の向こうに立ち並ぶビルを 一つ一つ眺める  梅雨明けの町を夏が乾かして いくつかの約束がそっと動き出す頃  ガード下の人々にも見えているのかな 白い羽根のセスナがほら青空の中を 淡く淡く彼方へ  探す事も目指す事も創りかけのまま 余白だけが増え始めたあやふやな日々を 一つ一つ重ねる  セミの鳴き声がかすかに響いて いくつかの思い出がそっと目を覚ます頃  片目をなくした野良猫にも見えているのかな 白い羽根のセスナがほら青空の中を 淡く淡く彼方へ  逃げ水が揺れて かげろうが揺れて いくつかの憧れがそっと色褪せる頃  記憶だけの遠い君にも見えているのかな 白い羽根のセスナがほら青空の中を 淡く淡く  走り書きのあの言葉なら届けられるかな 白い羽根のセスナを今青空の中へ 淡く淡く見送ろう 淡く淡く彼方へ 淡く淡く彼方へ
西日工場の煙suzumokusuzumokusuzumokusuzumoku雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙 夕刻6時すぎのため息さえも 許さない町並みが見える  雨のあがった空に立ちの上ってく 遠くそびえる工場の煙 朱色ににじんだ雲が夜を招いて 今にも堕ちてしまいそうだ  目をつむれば 思い出せた帰り道が サビた風に ついにさえぎられてしまった  ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに焦らせないでくれ  雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙 手を広げるあなたの確かな影も 今にも溶けてしまいそうだ  ギアのきしみ 巻き戻したその刹那に 焦げた風が 左手に絡んでしまった  ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに急がないでくれ ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに急がないでくれ  目をつむれば こみ上げてくる毎日は 足跡だけ 何故に残してくれたろうか  ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに焦らせないでくれ ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに急がないでくれ ゆっくりでいい ゆっくりでいいから そんなに焦らせないでくれ ゆっくりでいい ゆっくりでいいから 例えばあの煙のように  雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙 雨のあがった空に立ち上ってく 遠くそびえる工場の煙
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