死にたいって思う事は悪い事じゃない。

 2019年9月18日に“ウソツキ”が最新ミニアルバム『0時2分』をリリース。真夜中の<0時2分>…。今作は、この時間に起きた出来事をコンセプトに、5つの物語が繰り広げられる内容となっているんです。同じ時刻、それぞれの登場人物に、それぞれの場所でどのようなストーリーが生まれたのでしょうか。どんな感情が描かれているのでしょうか…。

 さて、今日のうたコラムでは、そんな今作をリリースするバンドのボーカルであり、全曲の作詞作曲を担当している“竹田昌和”本人が歌詞エッセイを執筆!3週連続でのスペシャルな記事をお届けしております。今回は第1弾エッセイ第2弾エッセイに続く、最終回。是非、歌詞と併せてご堪能ください。

~ミニアルバム『0時2分』歌詞エッセイ~

死にたいって思ったっていいと思う。
生きているんだから
それくらいの権利はあると思うんです。

コラム3回目
最終回なので少し突っ込んだ自分の話です。
語弊ないように書けるといいなあ。
そして、今死にたいと思ってる方は
最後まで僕に付き合ってください。

先ず恐らく常識的に死にたいとか消えたいとか
思うことはいけない事だと思ってる人が多いと思う。
考えるだけで罪になる
そんな風に考えてる人もいる気がする。
でも僕の感覚だと、それはもっとカジュアルで
嫌なこと、やりたくないこと、どうしようもないこと
そんなものが現れたら、普通に死にたい。

ただ
そんなマイナスのことを言うと
意識の高い人から変な目で見られて
終いにはそのコミュニティから追放される
空気。
そう、
空気こそが絶対の神!!
それを守っているガーディアンが私たち!!
日々の鍛錬も欠かしません!!と
言わんばかりの方々に追放される。
そういう人は大抵毎日ランニングとかしてるし
ジムとかも通っちゃう(偏見)

はぁ、、、

生きづらい世の中だ。。。

でも
そんな彼らの深層心理を考えると多かれ少なかれ
“ズルイ”って感情があるんだと思っています。
自分は弱音を吐かずに毎日頑張ってるのに、ズルイ。

確かにそれは凄いことだけど
それを人に強要するのは違うと思う。
そういう意識の高さの共有は
いいこともたくさんあるのはわかる。
だけどそれは相手もやる気を出したいときに
初めて成立するやり方な気がする。

例えば
ライブ出番前に急に背中を叩いてくる奴が時々いる
それはもう気合を入れて叩いてくる
あれに似てる。
気合を入れたい人ならいいと思う。
だけど、自分は、ただ痛い。。

さて
死にたいって思う事は悪い事じゃない。
そんなこと言ったら
死んでもいいのかって話になると思います。
自分の考えではそれもあなたが選んだならいいと思う。
残酷なんじゃなくて
死ぬのは生きるのと同じくらい大変だから
それを頑張ったあなたを僕は否定できない。

ただ、死にたいとか消えたいとかを
言うことすら許されない世の中は
とても生きづらい気がする。
だから僕は、
あなたともっと一緒にいたいから
そんな弱音を吐けるような世界を作りたい。

あなたと少しでも長くいれるように。
そう。思います。





はうあぁああああああ!!!!
3回に渡ってコラム読んで頂いて
ありがとうございましたぁああああああ!!
もう長い文章を書いてなさ過ぎるというか
正直、小学生の読書感想文くらいしか書いてないので
もうどうしていいかわからなかったのですが
楽しくやれましたぁ!!
まだまだ書きたい事たくさんあるので
気が向いたらブログとかまた始めようかなぁ。


うーーーーーん


はじめないなっ(*゜▽゜*)大変だしっ。

でも、こんな機会ないと書けないことばかりだったので
機会をくださった歌ネットさん
ありがとうございました!!
そして、読んでくださった皆さん!!
ありがとうございましたぁ!!!

<ウソツキ・竹田昌和>

◆ニューミニアルバム『0時2分』
2019年9月18日発売
UKDZ-0201 ¥1,620(税込)

<収録曲>
01.0時2分
02.スープ
03.ネメシス
04.今だけは
05.大丈夫。