劇場版『きのう何食べた?』主題歌を書き下ろし!

 累計発行部数765万部(電子版含む)突破のよしながふみによる人気漫画を、西島秀俊・内野聖陽のダブル主演でドラマ化した『きのう何食べた?』。2019年4月クールにテレビ東京系列にて放送されるや、Twitter の世界トレンド1位となり、さらに見逃し配信の再生数が全12話100万回再生を超えて、歴代最高記録を次々と更新。深夜ドラマ枠としては異例の大ヒットとなり、最終回放送終了後には“何食べロス”となる人々が続出するほど人気を集めた。
 
 さらに、記録を更新するのみならず、第16回コンフィデンスアワード・ドラマ賞、第 101 回ザテレビジョンドラマアカデミー賞で最優秀作品賞を受賞するなど 2019 年のドラマ賞を総なめに!その熱が冷めやらぬ中、『きのう何食べた?』がファン待望の映画化!11月3日(水・祝)に公開される。

 そしてこの度、本作の主題歌を、今年デビュー30 周年を迎えたスピッツが担当。今回本作のために新曲「大好物」を書き下ろした。スピッツが、映画の主題歌を担当するのは『先生!、、、好きになってもいいですか?』(2017 年)以来、約4年ぶりとなる。

 主題歌アーティストを決めるにあたり、「当たり前に思えたことが当たり前にできない今だからこそ、この映画を観た後に『大切な人とご飯が食べたい』という気持ちを持ち帰って欲しい、そんな温かな気持ちにさせてくれる主題歌を映画のラストに聴かせたい」という兼ねてからの制作陣の熱い想いがあり、スピッツに熱烈オファー。そして、この奇跡のタッグが実現した。

 主題歌「大好物」は、『何食べ』で描かれる日常の風景が浮かぶような穏やかなメロディーと、登場人物の繊細な心情を表すような歌詞で、映画を観終わった後の気持ちに心地よく寄り添ってくれること間違いなし。さらに、スピッツが歌う主題歌「大好物」を使用した最新予告映像も解禁となった。
 
 解禁された予告映像は、「俺もう死んでもいい…」というほど満ち足りた表情で、シロさん(西島)との京都旅行を満喫するケンジ(内野)の様子から始まる。ですが、幸せあふれる当たり前の日常から一変、甘いだけではない生活がチラつき始める…。そんな中「分かんないけどさ、誰かの嬉しいことってやっぱり嬉しいじゃない?」というケンジのセリフに重なるように、スピッツが歌う「大好物」が流れると、『何食べ』らしい、ほろ苦くもあたたかいシーンが展開!最後にはおいしそうな料理が並ぶ食卓を囲むシロさん&ケンジ、小日向(山本)&航(磯村)のカップルの姿もあり、見ているこちらも思わず、癒されること間違いなし!

<スピッツ・草野マサムネ コメント>
様々な人生の歩み方、新しい家族のあり方、色んな愛の形など、多くの事を問いかけてくれる実は真面目な物語なんですけど、まずとにかく面白いです!アハハと笑わされた後、え?ここで?という場面にふと目頭が熱くなってたりします。なので今回、曲の依頼をいただいたら盛り上がっちゃって、ツルツルっと出来上がったのがこの「大好物」です。なんだか縁を感じています。レシピをメモりたくなる美味しそうなシロさんの手料理を堪能した後、シメのデザートにスピッツの曲も楽しんでいただけたら幸いです。

ニュース提供:ユニバーサルJ