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LIVE REPORT

大原櫻子

『大原櫻子 CONCERT TOUR 2016 ~CARVIVAL~』

2016年10月05日
@日本武道館

SEが流れ、観客が掲げたペンライトのピンク色の光が会場全体で美しく瞬いた。そして、ステージ後方の高台に設置されている大きなV型のオブジェがゆっくりと回転し、大原櫻子が登場すると「ステップ」がスタート。バンドサウンドに包まれながら、歌声を響かせる彼女の姿が眩しい。続いて「真夏の太陽」や「勇気と微笑み」なども届けられ、日本武道館はさわやかな熱気で包まれていった。

今回のライヴの大きな見どころだったのがダンスパフォーマンス。傘を使ったダンスが、まるでミュージカルの一場面のようだった「トレモロレイン」、ダンサーチームとともにキレのいいダンスを繰り広げた「メロディー」、ダイナミックなステップを踏みながら歌声を響かせた「Dear My Dream」...などなど、堂々としたパフォーマンスが披露され、歓声を上げ続けた観客。以前からダンスが大好きだと度々語り、ミュージカル出演も経て一層磨かれた彼女の実力が、ライヴの新たな武器となったことを感じた。そして、ピアノの弾き語りで届けられた「こころ」、エレキギターをパワフルにプレイした「READY GO!」などでも盛り上げたあと、本編は終了してアンコールへ。“ツアーでやってなかった曲をお届けしようと思います”という言葉を経て「ちっぽけな愛のうた」のイントロが奏でられた瞬間、観客は歓喜の声を上げてどよめいた。

そして、“いつもならアカペラの部分をひとりで歌うけど、今日はみなさんと歌おうと思います”と言い、ラストを飾ったのは「明日も」。広大な日本武道館に大原櫻子と観客の歌声が響き渡り、感動的な空間を作り上げていた。