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LIVE REPORT

HY

『HY TI-CHI TA-CHI MI-CHI PARADE TOUR 2012』

2012年03月31日
@日本武道館

全国5都市7公演、HYにとって4年振りのアリーナツアー『HY TI-CHI TA-CHI MI-CHI PARADE TOUR 2012』が、日本武道館公演を皮切りにスタートした。3月7日に発表した7thアルバム『PARADE』を引っ提げ、“まだ見ぬ宝物を探しに行こう”というテーマで作り上げられた今回のツアー。“Relation Ship号”という名の船に見立てたセンターステージに5人が乗り込み、6人目のメンバーと呼ぶファンがメッセージを書き込んだフラッグを天高く掲げると、2時間半の夢の航海がスタートした。
冒頭から新旧織り交ぜたアップチューンを畳み掛けると、一気に熱狂の渦へ。新里英之(Vo&Gu)が煽り、手拍子や足踏み、ジャンプ、フラッグを回すといった観客のアクションをしっかりと受け止めてはバンドがさらなる熱量を放ち返す。そのやりとりを繰り返すことで、武道館全体のボルテージが一丸となって高まっていくのが肌で感じられた。中盤、仲宗根 泉(Vo&Key)が圧巻の歌声を響かせる「366日」なども盛り込んだ緩急ある展開をしつつ、打ち込みに初挑戦したダンスナンバー「ガジュマルビート」(『PARADE』のリード曲)など、『PARADE』からの楽曲を次々と披露していった。“今日(という日)は1日しかありませんよ!”“5人全力で心を込めて、この会場に来てくれたひとりひとりに伝わるように”といった新里のMCにも表れているように、どれだけ広い会場で大勢の観客を前にしても、彼らが大切にするのは一期一会、ひとりひとりとの出会いとつながり。本ツアーは5月13日(日)の沖縄コンベンションセンターでファイナルを迎えるが、ただ観るだけではなく特別な“参加感”を味わうことができるHYのパレードにぜひ参加してみてほしい。

SET LIST

試聴はライブ音源ではありません。

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    現在ツアー中のため、セットリストの公開を控えさせて頂きます。