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LIVE REPORT

THE NAMPA BOYS

『THE NAMPA BOYS ワンマンライブ ~歌舞伎町バトルズ~』

2013年12月18日
@新宿LOFT

“フロム信州松本、THE NAMPA BOYS始めます!”(小林聡里/Vo&Gu)という宣言から始まったライヴは、「到来」から「ハロードリー」まで休む暇を与えずにキラーチューンを繰り出し、会場を攻め立てる。“懐かしい曲を”と力強いバンドサウンドながらメロディアスに聴かせた「THIRTEEN」をはさみ、再び“踊って帰ろう!”という言葉を合図に「悪魔」からは白熱したステージを繰り広げた。そして、会場中から遠吠えが響き渡り、拳を突き上げてジャンプする光景が圧巻だった「MAKEINU SONG」へ。にじみ出るのは20歳という若さにあふれた今だからこその青臭いロック。そこからはバンドとしての着実な成長が見え、今後が楽しみでならない。新旧織り交ぜたセットリストで真っ向勝負を仕掛けたTHE NAMPA BOYS。アンコールにも応え、最後は故郷を歌った哀愁を漂わせる「待つ元」でラストを締め括った。

終始、この新宿LOFTでワンマンライヴができることの喜びを口にしていた小林。“必ずみんなでここに戻ってきましょう”。会場はその言葉を信じて止まないと言わんばかりに、ステージをあとにする彼らのうしろ姿を惜しみない拍手で見送った。