波のない夏 feat. adieu

思い出すのは花束の匂い
それはいつかの冬の日にも似て

私は変われないままここに座り
静かに今日が終わるのを待ってた

揺れる心
抱き止めようとしてみるけれど
どうやらこのまま夏は過ぎそうだ

君がこれから
風を待ったりしなくて済むように

今 私はひとり
君に届かないとしても
さみしく合図を出す

今 私はひとり
波さえも起こらない
ここから始まる

思い出すのは花束の匂い
私はそれをどこに飾ろうか
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