ネイビー・ショア

渚をあとにして走り出す アオいまま
ありふれた言葉でも ぼくらだけの意味がある

戻れないあの頃と
迫り来る波のはざまで吠えている

いま端に立ち トガるのも良いけどさ ねぇ
やわらかな瞳で 見渡し 船を待つのさ

あくびが伝染した 変な顔 昼下がり
ありふれた景色ほど 重ねる日々 愛おしい

懐かしむ暇などなく
スピードを上げる時にしがみついて

いま波を打つ まぼろしを見ていよう 染まれないまま
高くなる鼓動で 手を振り 船を呼ぶのさ

はじまりはいつでも閉ざしていた
一筋の光を見失わないように

いま端に立ち トガるのも良いけどさ ねぇ
やわらかな瞳で 見渡し 船を待つのさ
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