青の雫

木漏れ日降り注ぐ街に
変わらぬ鐘の音
そう誰もが嘆くことなく
過ごせるように足下を照らしてほら
歩き出す人混みには
君の影はない
今では

始まりは降りしきる雨
凍えた両手に
そういつしか数えきれぬ
思い刻んで立ち止まってはまた歩き出す
君の背には時の羽はなく
今僕らは思い出投げ捨て

And you walking
冬を越え
花は実となる
それは僕らの希望

訪れる春の日
街路樹には青の雫が落ち
そう誰もが嘆くことなく
明日を迎えるように
ただ僕らは握る手離さず
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