0.9999999…=1という話を聞いたことあるだろうか?

 2022年4月20日に“ウソツキ”がデジタルシングル「x分の1」をリリースしました。他愛のない日々の中で、他愛のない出来事をあと何回できるか…。いつか終わりが来てしまうから、今この一瞬を大事にしたいという切なさや儚さを感じる楽曲となっております。また、5月23日(月)=“恋文の日”にはワンマンライブも開催!
 
 さて、今日のうたコラムでは、そんな最新作を放った“ウソツキ”の竹田昌和による歌詞エッセイを3週連続でお届け。今回は第2弾。綴っていただいたのは、新曲「x分の1」の歌詞、そしてMVに通ずるお話です。みなさんは、この世に存在しない「無限大」という数字の力を信じることができますか…?



子供ころ習った
1/x(x分の1)のグラフを覚えているでしょうか?
xの値が増えていけばいくほど
どうでしょう?
計算しましたか?
そうです
線は0に近づきます
どんどんどんどん近づいていくけど
どこまで行っても0にはなりません
近づくけど
一つにはなれないんです
その様子を見て
とても悲しいなと思ったと同時に
悔しかったのを覚えています
僕らはどんなに仲良くても
一つにはなれないし
僕らはどんなに愛し合っても
死ぬときは一人だもんなと
 
さて
数学の意味わからないけど本当の話
0.9999999…=1
という話を聞いたことあるだろうか?
 
おそらくほとんどの人が
一言この話を聞いたところで
「え?なんか言った?ん?あ!ねむいわ。おやすみぃ(*´-`)」
となってるところだと思うので
強く言います
0.999999999…と無限大に9が続く数字は
イコール
ジャスト「1」なんです!
これが数学の真実、らしいです
ここまで来たら、ほとんどの人が
「は?何言ってんだ!どこまで行っても0.000000001 少ないだろ!0.999999…の方が!!」と胸ぐら掴んでると思います
その手を退けてください
それがこの世に存在しない「無限大」という数字の力らしいのです
「あぁ、なるほどね!あれね!存在しない話ね。夢の世界か!寝るね(*´-`)」
となってると思いますが
ちょっと待ってもろて
無限大はとても身近にあります10÷3をしてください
もういました
この世で最も美しいマルも
割り切れません
無限に続く数字でできてます
この世は割り切れないんですね
そこは直感通りです
ですが、この無限大を使って
人類はパソコンを発明し
ロケットを飛ばし
Twitterでもイキリ飛ばしてるわけです
 
そして、そうです。
「x分の1」
不可能だと思われた彼も
一つになれるかも知れません
無限大の存在する夢の世界なら
そんな歌があったなら
 
 
 
そんな!!!!!
ミュージックビデオが!!!!!!
ありましたね!!!!!!
 
そうです!
ウソツキの「x分の1」のビデオが公開されました!
そこでは残りわずかの電力を使い最後の人生を幸せに暮らすロボット二人の物語が描かれています!!
彼らは果たして一つになれるのだろうか!!
マスト!ウォッチ!!!

 
それじゃ!
寝るね。おやすみ。

<ウソツキ・竹田昌和>

◆紹介曲「x分の1
作詞:竹田昌和
作曲:竹田昌和