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イチオシ!

8組のアーティストの“特別な言葉”をご紹介!

誰かの言葉が温かくて
あなたの笑顔が温かくて
一つ一つ喜びが積もっていく
これが一番の幸せ
「しあわせの詩」/Uru


 7月1日は【こころの日】と呼ばれています。1998年に日本精神科看護技術協会が制定した記念日だそう。さて、わたしたちの“こころ”は日々、様々なもので作られてゆきますが、そのもっとも大きなエネルギーとなるのは【言葉】でしょう。夜眠る前に<誰かの言葉>をふと思い出して幸せな気持ちになったり、いざというときのお守りになったり。
 
 そこで今日のうたコラムでは、歌ネットインタビューの回答をもとに、8組のアーティストの【特別な言葉】をご紹介。活動をする上で座右の銘になっている言葉。強く背中を押してくれた言葉。おもしろいと思った言葉。考え方を変えさせてくれた言葉などなど。彼らの歌詞にも繋がっているかもしれない、ひとつひとつの言葉をご堪能ください…!

<Uru(2017年取材)>
私はこう…一つのことをやると決めると頑固になりやすいというか、手を抜くということにすごく罪悪感があるんです。でも友人に「もうちょっと肩の力を抜いて、上手に手を抜くことで見えてくることってたくさんあるから」ってアドバイスをされて、それは大きな救いになりましたね。

カバー動画をやっていたときも、やるって決めたんだから人より頑張らないと見つけてもらえないし、ちゃんと歌手になれないって思ったので、遊びに誘われても全て断っていたんです。メールとかLINEのやり取りとかもわざと冷たくして…。でもそれは間違っていて、逆に何も書けないし、何もできなくなってしまいました。それで、友達にさっきのアドバイスをもらったこともあり、たまに遊んだり、散歩したりするようになって、そこでみた景色や生まれた感情が歌に反映できるってことがわかりました。今までなんてことをしていたんだって思いましたね(笑)。だから、それでも離れずにそばにいてくれた友人には今でも凄く感謝しています。

<コレサワ(2018年取材)>
どこで知ったかは忘れてしまったんですけど【近くで見たら悲劇でも、遠くから見たら喜劇だ】って言葉ですね。どんなにつらいことや恥ずかしいことも、遠くから見たらエンターテインメントになるんだなって、ハッとさせられました。「彼氏はいません今夜だけ」も、自分が当事者になったらめちゃくちゃ嫌だけど、遠くから見たら面白かったりするじゃないですか。だから、どんなことも歌って良いんだなって気づいたし、これはコレサワの音楽を作っていく上で大事にしたいなって思っています。

<大原櫻子(2018年取材)>
たとえば友だちが言ってくれた「そのときに素直になればいいんじゃない?」とか。やる前から心配していても、その場に立たないと自分の感情はわからないから、その瞬間に素直になれば良いんだって。あと、寝る前にストレッチをしているとき、ポロッと父から言われた「喋ってないからって、わからないと思わないで」という言葉も印象的だったかな。つまり「喋らなくてもわかっているよ」ということなんですよね。私が喋っていなくても「櫻子の出ている歌番組を見れば、今何をどう思っているかとか、ちゃんと伝わっているよ」って。しかも不思議なことに、友だちにも同じことを言われたんです。でも、本当にそのとおりだなぁと思うし、そういうことを言ってくれる人が回りにいることはありがたいですねぇ。

<家入レオ(2018年取材)>
最近、ズトーンって来たのは、RADWIMPS・野田洋次郎さんの『ラリルレ論』ですね。ご自身がツアー中に書いていた日記をそのままエッセイにしてらっしゃるんですけど、それがとにかく凄くて。とくに印象的だったのが「女性を好きになるとき、もちろん男性としてその人に惹かれるんだけど、自分のなかの女性的な部分に反応して、初めて恋になる」という内容でした。なんとなくわかる気がするんです。私も男性を好きになる要因の一つとして、自分のなかにいる男性がその人のことを素敵だと思ったから、恋になるというか。ただ異性としての「カッコいい」「カワイイ」だけなら、いつか尽きるじゃないですか。そうじゃなくて、同性として見たときに尊敬できるって、やっぱり強いなぁって。そんなことを考えましたね。

<井上苑子(2016年取材)>
メジャーデビューちょっと前に、私が音楽活動のことでいろいろ切羽詰まって、悩んで、曲が書けなくなっちゃった時期があるんですよね。そんなとき、まさに歌詞に書いた<あたしが泣いた日に 一緒に泣いてくれた>友達がいて。女優さんをしている子なんですけど、その子自身もこれからどういう方向性に行こうって悩んでいたらしく、お互いにぐちゃぐちゃになってしまって。でも、だからこそ励まし合って、とりあえず悩んでいたこと全部忘れて、スタバ飲んで(笑)、もう一回明日からやってみよう!って思うことができて。そのときに言ってくれた「みんなが見たいのは苑子の笑顔だよ!」って言葉に、一番背中を押されましたね。

<chay(2016年取材)>
【練習は不可能を可能にする】という言葉ですね。ギターをはじめた19歳の頃、音楽塾に通っていたんですけど、そこがものすごいスパルタ教室だったんです。「今日までにこれ弾けるようにならないと帰さない」とか「明日までにこれ弾けるようにしてこい」っていう厳しさで。初心者にとっては「こんなの弾けるわけない!」って言いたくなるようなフレーズを突きつけてくるんですよ(笑)。でも諦めそうになっても、同じフレーズを何時間も何百回も練習をしていると、ある日突然めちゃくちゃ簡単に弾けるときが来るんです。その“不可能が可能になる瞬間”の達成感と喜びをギターを通して初めて味わいました。こんなにも幸せなことなんだって。だからその言葉は今も大切にしていますね。

<BIGMAMA・金井政人(2019年取材)>
ずっと忘れがたいのは、父からの「お前が巻き込んだひとたちを、絶対に不幸にするな」という言葉かな。これは僕が「ミュージシャンになります」と言った、次の日に言われたんですけど、今でも胸に深く刻まれていますね。まず「幸せにしろ」じゃないところがいいなって。自分の力で誰かを幸せにできるなんて、簡単に思うのはおこがましい。それは家庭を持ったときに、初めて口にするべき言葉なんだろうなって。

だけど「不幸にするな」という言葉は、「損をさせない」とか「出来る範囲のことをし尽くす」とか「困ったときにきちんと助ける」とか、たくさんの解釈ができて。さらに「お前が巻き込んだひとたち」という“巻き込んだひとの範囲”をどこまで僕が設定するかも考えないといけませんよね。周りのスタッフたちなのか、メンバーなのか、ファンの方々なのか。そうやっていろんなことを僕に考えるきっかけを与えてくれた言葉なので、すごく大切にしているんです。

<槇原敬之(2019年取材)>
僕ね、うちの父や母に優しく触れられた記憶は全くないんですよ。これは別に悪いことじゃなくて、今すごく仲も良いんですけど、かなり忙しく働いている世代だったので仕方なくて。だけど一度だけ、まだ小学生くらいのときに、僕が突然、何かを買いに行かなくちゃならなくて、親に知らせず夜中に出て行ったことがありまして。そうしたら、僕が帰ってきた途端に向こうから母親が出てきて「あーよかった!いなくなったのかと思った!」って言ったんです。正直、その場面というか、そのひと言で、僕はずっと生きてきたところがあります。

「あ、なんだ、心配してくれているんだ」って。こう…商売人の息子として育って、父親と遊んだこともないし、コミュニケーションも少なくて、でもあの涙目の母親を見て、ブワーッ!っと自分のなかに流れ込んできた何かがあったんですよね。「大丈夫だよ、これくらい!」って言いながらも、すっごく嬉しかったなぁ。未だに思い出しますね。でも、母親にその話をしてみたら「覚えてない」って言われて、ガックーンってなったんですけど(笑)。なんか自分も、好きなひとだったり、犬や猫だったり、会社のひとだったり、周りの人たちだったりの<特別な場面>になれたらいいなぁって思いますね。


 当人でなくとも、グッと来る言葉、印象的な言葉が並んでいますよね。また、大事なのはその言葉自体だけではなく、その言葉にいつ、どんなときに触れたか、どんなひとが言ってくれたかということも、すべて含めて“こころ”の大切になるのだとわかります。こころの日、是非あなたにとっての大切な言葉も、思い出して噛み締めてみてください。