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菅田将暉

まちがいさがしの正解の方じゃ、きっと出会えなかったと思う。

 2019年5月14日に“菅田将暉”が新曲「まちがいさがし」を配信リリースしました。この歌は、米津玄師が作詞・作曲・プロデュースをしており、現在放送中の火曜ドラマ『パーフェクトワールド』主題歌となっております。各所配信ストアでは1位を席巻し、デイリーチャート32冠を達成。歌詞アクセスも日に日に増え続け、ランキング上昇中です。
 
 ドラマ『パーフェクトワールド』は、自らの障がいが原因で恋を諦めた主人公(松坂桃李)と、車イスに乗った初恋の相手に恋心が再燃したヒロイン(山本美月)がつむぐ愛の物語。障がいなど関係なく、愛し合おうとする二人。しかし目の前には、さまざまな困難が立ちはだかり、お互いを幸せにしたいと想えば想うほど、すれ違ってしまうのです…。

まちがいさがしの間違いの方に
生まれてきたような気でいたけど
まちがいさがしの正解の方じゃ
きっと出会えなかったと思う
「まちがいさがし」/菅田将暉

 さて、そんなラブストーリーに寄り添うのが、この歌。みなさんも<まちがいさがし>ゲームって、一度はやったことがあるでしょう。並んだよく似た絵から、いくつかの“違っている部分”を探すというあれです。だけど、ときにわたしたちは、お遊びでない<まちがいさがし>をしてしまうこともあるんですよね。人と人の<まちがいさがし>を。

 誰かと比べてみたとき、<僕>が持ってないもの、できないこと、いわゆる“普通”に思われないこと…。それらを実感するたび、自分は<まちがいさがしの間違いの方に 生まれてきたような気>に陥るのです。言い換えれば“劣等感”なのかもしれません。また、周りからいつも<間違い>ばかり探されているように感じる肩身の狭さも伝わってきます。

 でも、その価値観を変えたのが<君>という存在です。まだ自分にとっての<間違い>は拭えはしない。けれど少なくとも<正解の方じゃ きっと出会えなかった>と思えるようになった。その変化はまず“<間違い>=劣等感”や“<間違い>=肩身狭さ”という、これまで抱いてきた気持ちを薄れさせてくれたのではないでしょうか。そして“<間違い>=君と出会えたきっかけ”という希望的な意味合いを新たに持ち始めたのです。

君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ
その日から何もかも 変わり果てた気がした
風に飛ばされそうな 深い春の隅で
退屈なくらいに何気なく傍にいて
「まちがいさがし」/菅田将暉

 ずっと誰かから<間違い>ばかり見られている寂しさや悔しさがあったとすると、きっと<僕>は少しでも“正しくあろう”と無理をしていたところもあったのでしょう。ただし<君の目が貫いた>のは、上辺の<間違い>ではなかった。<間違いの方>だと思い込んでいる<僕の胸を真っ直ぐ>に見つめて、ちゃんと<僕>の本質に触れたのだと思います。

君の手が触れていた 指を重ね合わせ
間違いか正解かだなんてどうでもよかった
瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で
君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ
「まちがいさがし」/菅田将暉

 さらに<君の手が触れて>、二人の<指を重ね合わせ>ると、まるで<君>の心が移ってゆくかのように<僕>も変わってゆくのです。もう<間違いか正解かだなんてどうでもよかった>。もう「まちがいさがし」は必要ない。誰にとって間違いに見えようが、正しく見えようが、大切なことはひとつ、<君じゃなきゃいけない>、それだけなのです。それが<僕>にとっての世界で一番の“価値”となったのです。

君の目が貫いた 僕の胸を真っ直ぐ
その日から何もかも 変わり果てた気がした
風に飛ばされそうな 深い春の隅で
誰にも見せない顔を見せて

君の手が触れていた 指を重ね合わせ
間違いか正解かだなんてどうでもよかった
瞬く間に落っこちた 淡い靄の中で
君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ
「まちがいさがし」/菅田将暉

 歌のラスト<君じゃなきゃいけないと ただ強く思うだけ>と、力強く伝える声からは、まったく劣等感も肩身の狭さも感じません。今、抱くのは揺るぎない“価値=愛”のみ。菅田将暉「まちがいさがし」は、そんな自分の存在意義や価値観を<何もかも>変え得る、出会いの尊さを教えてくれるのです。自分も<まちがいさがしの間違いの方に 生まれてきたような気で>いるアナタへ。どうかこの歌が届きますように…!

◆紹介曲「まちがいさがし
作詞:米津玄師
作曲:米津玄師