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今日のうた

阿部真央

より良い今を求めてあなたは、あなたを壊して進む。

 2019年1月21日(月)に“阿部真央”がメジャーデビュー10周年を迎えました。1月23日(水)にはキャリア初のベストアルバム『阿部真央ベスト』をリリース。歌ネットでは、その収録曲たちへの想いやこれまでの軌跡、これからの活動についての想いをたっぷりと語っていただいたインタビューを掲載しております。是非、チェックしてみてください。
 
 さて、そんな彼女は1月22日(火)に、10周年を記念した【阿部真央らいぶNo.8 ~10th Anniversary Special~】として日本武道館ワンマンライブを行いました。武道館でのライブは2014年のデビュー5周年ライブ以来、約5年ぶり。今回、セットリストの1曲目、スペシャルなステージの幕開けを飾ったのは、この曲です。

ねぇ、私の何を知ってるの 分かったような口ぶりで
ねぇ、私の何を知りたいの ズカズカと立ち入ってまで

傷隠すこのドアを 力ずくで叩くのは誰?

外すのはそれ、そう「南京錠」
荒んだ患部(感部)が待ってる
ちょっと待って、鍵は私が
無理矢理入っては ダメ
「デッドライン」/阿部真央

 2009年にリリースされたデビューアルバム『ふりぃ』の収録曲。阿部真央はライブMCのなかで、音楽を始める前の心境について『ずっと孤独だったわけではないけれど、どこか自分で心を閉ざしてしまっていたところもあった』と語り、続けて『だけどそれ(隠していた心)をみんなが見つけてくれた』のだと感謝を伝えておりました。
 
 そんな当時の感情が込められているのが「デッドライン」ではないでしょうか。まだ心に「南京錠」をかけているゆえの怒りや恐れ。一方で<傷隠すこのドア>がやっと開かれ、訪れようとしている大きな変化への衝動。それらの激しい感情がダイレクトに歌声に表れ、武道館に響き渡ったのです。その迫力は、観客が瞬きや呼吸すら忘れてしまうほど。
 
 こうして「南京錠」が外れた“あの始まり”からスタートした10周年ライブ。阿部真央は『私からみんなへの感謝を存分に伝えます』と開幕宣言を口にし、そこから「貴方の恋人になりたいのです」「いつの日も」「側にいて」「モットー。」「ロンリー」など歌ネットの“歴代人気曲”にも認定されている代表曲をはじめ、彼女の軌跡を物語る楽曲たちが、次々と披露されてゆきました。なかでもとくに印象的だったのはこの曲。

母があなたの母である為に
あなたは傷つくかもしれない
母があなたの母であること
あなたはいつの日か少し嫌になるかもしれない

だけど母は幸せです あなたが来てくれて
あなたの母になれたこと 母はとても嬉しいです
「母である為に」/阿部真央


 この曲の直前には、2014年に行われたデビュー5周年の武道館ライブMCのVTRが流れました。『この5年間、いろんなことがあって、駄目なんじゃないか、続けられないんじゃないかと思ったこともありました。でも、そんなときに助けてくれたのはみなさんでした。くじけそうな時もみなさんの笑顔を思い出して頑張ります!』と語る、5年前の彼女。

 あれから5年。結婚、出産、離婚を経験し、現在は3歳の息子さんの母。2014年以降の5年間は、デビューしてからの5年以上に怒涛の変化があり、いろんな感情を噛み締めてきたことでしょう。でも、要らないものなど一つも無く、すべては必然であった。そして“歌手”としても“人”としても幸せである。その証をみなさん「母である為に」の愛に満ち溢れた歌声から、感じ取ったに違いありません。

他の人を妬んでしまう日も 自分を責めはしないで
無いものを手にしたくなることは 誰にでもあることだし
より良い今を求めてあなたは あなたを壊して進む
苦しい思い故の歩みでも その姿は美しい
「まだ僕は生きてる」/阿部真央


 アンコールでは、この曲が披露されました。歌ネットのインタビューにて『みなさんが私のバックグラウンドを知ってくれているからこそ、説得力が違ってきたり、今の自分だからこそ、恥ずかしげもなく胸を張って言える言葉が出てきたり』という面を、最近は強く感じるようになってきたと語ってくださった阿部真央。
 
 ライブMCでは『みんなの日常に寄り添えるアーティストであり続けたい』『みんなの毎日が輝きますように』と繰り返し伝えておりました。それはまさに“今の自分”だからこそ、グッと歌の“説得力”が増してきたからこそ、より強く何度も伝えたい言葉なのだと思います。そして<より良い今を求めて>自分を壊して進み続けてきた彼女の、美しい意志と感謝の集大成が【阿部真央らいぶNo.8 ~10th Anniversary Special~】だったのです。

 さらに『10年は通過点』と語る阿部真央は、2019年、アニメ主題歌決定、映画主題歌決定、日比谷野音ワンマン開催、大阪城野外音楽堂ワンマン開催、原点回帰となる全国弾き語りツアーが決定と、怒涛のように新たなニュースを発表。今年の活動も勢いを増していきそうで、まだまだ、いっそう目が離せません…!

<セットリスト>
1月22日(火)日本武道館
【阿部真央らいぶNo.8 ~10th Anniversary Special~】
1. デッドライン
2. Believe in yourself
3. ふりぃ
4. K.I.S.S.I.N.G.
5. immorality
6. 19歳の唄
7. 貴方の恋人になりたいのです
8. morning
9. 母である為に
10. Don't leave me
11. いつの日も
12. キレイな唄
13. 側にいて
14. マージナルマン
15. loving DARLING
16. なんにもない今から
17. ポーカーフェイス
18. 変わりたい唄
19. モットー。
20. ロンリー
(Encore)
21. まだ僕は生きてる
22. それぞれ歩き出そう
(Encore 2)
23. ストーカーの唄~3丁目、貴方の家~
24. 母の唄