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今日のうた

ヒグチアイ

彼氏いたってお金あったってつらくなることないですか?

 2018年6月20日に、鍵盤弾き語りシンガーソングライター“ヒグチアイ”が2ndフルアルバム『日々凛々(ひびりんりん)』をリリースします。そして、今作に収録される新曲「わたしはわたしのためのわたしでありたい」の先行配信が4月18日より開始。併せて、歌詞の掲載もスタートいたしましたので、さっそく今日のうたコラムでご紹介!

 この曲には、自分のなかにいるもう一人の自分と向き合う、等身大の“ヒグチアイ”の気持ちが映し出されております。現状の<わたし>を認識する怖さやツラさ、みなさんにもそれぞれあるのではないでしょうか。しかし、そんなグズグズした気持ちをうまく言葉に変換することも、それを誰かに吐き出すことも、実はとても難しいんですよね…。

彼氏いたってお金あったって
つらくなることないですか?
世界で一番わたしが
不幸だって思ってもいいですか?

なにが不満だって 言えないよわかって
誰のせいでもないんだよ
呪いみたいに縛られて
寝ても覚めてもいつも夢の中
「わたしはわたしのためのわたしでありたい」/ヒグチアイ

 たとえば【彼氏】【お金】【整った容姿】【優秀な頭脳】など、それらがただ【ある】という条件が満たされているだけで、他人に何か悩みを相談しても「贅沢な悩みだね」と言われてしまう場合がございます。それだけ“幸せの条件”が全てそろっているのに<なにが不満>なの?と。むしろ自慢のように捉えられてしまいかねません。また、そんな反応が予想できるからこそ<つらくなること>を自ら隠してしまったり。

 さらに「もっとツライ人はたくさんいる」とか「あなただけじゃないよ」という励ましは、力になることもありますが、みんなもツライからといって<わたし>のツラさが軽くなるわけじゃないんですよね。それでも、その言葉によって自分の感じている<不幸>を心のなかに閉じ込めてしまう人もいるでしょう。苦しいけど、どんな風に説明すればいいのかわからない人もいるでしょう。だから<言えないよわかって>とただ口をつぐんで、いつも<呪いみたいに縛られて>いる状態に陥ってしまうのです。

ハードルを高く高く決めたの
絶対下げたくない
傷はいつかを 思い出す鍵だ
なんども転べ

誰もいない街 誰も見てないステージ
踊り続けられるだろうか
擦れたかかと 引き摺って
それでもまわるまわる
誰もいない道 誰もくれないトロフィー
走り続けられるだろうか
わたしのために わたしのための
わたしでわたしでありたい
「わたしはわたしのためのわたしでありたい」/ヒグチアイ

 だけど、単純に何かが【ある】という条件を手に入れたところで、そこがゴールではありません。恋も夢も。手に入れた先にこそ長い道があり、悩みが生まれてゆくのです。そして、もし自分が<ハードルを高く高く決めた>なら、それを跳べるまで、怖さやツラさや痛みや悩みは消えないのです。他人からは高望みに見えたとしても、まったく関係ありません。そのハードルを跳べないがゆえに感じる<不幸>は自分だけのもの。<世界で一番わたしが 不幸だって>思ったっていいのです。自分にとっては、自分が一番でいいのです。

ねえどうか今を最高地点と
決めつけないでいて
旗は立てるな 大きく振れよ
風を味方に
「わたしはわたしのためのわたしでありたい」/ヒグチアイ

 大切なのは、現状の<わたし>が感じる全ての気持ちを受け入れて、その上で<わたしのために わたしのための><わたしでありたい>という強い気持ちを持って生きてゆくことのみ。そうやって、自分の人生というステージで踊り続けよう。人生という道で走り続けよう。常に未来の<最高地点>を見つめて旗を大きく振ろう。そんな意志が込められているのが、ヒグチアイの「わたしはわたしのためのわたしでありたい」という楽曲なんです。

誰もいない街 誰も知らないメロディー
うたい続けると誓うよ
わたしのために わたしのための
わたしでわたしでありたい
わたしでわたしでありたい
わたしでわたしでありたい
「わたしはわたしのためのわたしでありたい」/ヒグチアイ

 自分の不幸を誰かの不幸と比べて、黙ってしまう方に。自分の幸せを誰かの幸せと比べて、不安になってしまう方に。もっともっとたくましく生きてゆきたい方に。あなたがあなたのためのあなたであることができるよう、この歌が届きますように…!

◆2nd full album『日々凛々』
2018年6月20日発売
[初回限定盤] TECG-30121 ¥2778+TAX
[通常盤]  TECG-26122 ¥2407+TAX