女の港

島津亜矢

女の港

作詞:星野哲郎
作曲:船村徹
発売日:2010/06/23
この曲の表示回数:24,676回

女の港
口紅が 濃すぎたかしら
着物にすれば よかったかしら
二ヶ月(ふたつき)前に 函館で
はぐれた人を 長崎へ
追えば 一夜(ひとよ)が 死ぬほど長い
私は港の 通(かよ)い妻

信じても ひとりになると
ぷつんと切れる ふたりの絆(きずな)
たしかめあった 横浜の
桟橋はなれ 塩釜へ
向かうあなたが もう気にかかる
いつまでたっても 恋女(こいおんな)

海猫の 声ききながら
港の宿で あなたを待てば
たずねる船は 青森にゃ
寄らずに 佐渡へ行くという
つらい知らせは 馴(な)れっこだから
夜汽車でマフラー 編むのです

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