忘却バタフライ

美郷あき

忘却バタフライ

作詞:畑亜貴
作曲:黒須克彦
発売日:2008/09/10
この曲の表示回数:9,471回

忘却バタフライ
忘れなさいねとは 言わないで
標本は黒い蝶だから
飛ばさなくていいの
眺めたいだけ

ぼんやり寂しく困っても
箱の中入りたくはない
外は明るいし 私は生きているんだし

毎日が楽しかった
運命を信じる程だった
少し大人になって目覚めた

愛の言葉は砂糖漬けのチェリーで
ただ甘いだけね
お菓子の家 多分そこが
何も知らないふたりの楽園
ひらひらと戯れていたかったけど
風が怒った
現実の中で花を探せと

メチャクチャ鳴るレコード
誰のため 歌なんて歌うのだろうか
空は綺麗だし 夢が吹いてる様だし

最後だと教えないで
ピンで刺した私許して
美しいままがいい 思い出

蛹(さなぎ)から変わる
羽ばたいて心も変わったのでしょう
誘われたら 閉まる扉
何も知らずに仕掛けに触れたら
はらはらと落ちてきたその姿さえ
無邪気なままね
大事にしまうわ恋の記憶を

ララ…愛の言葉が欲しかった
信じても蜂蜜泥棒
嘘の香り 撒き散らして
だけど私が望んだ楽園
ひらひらと戯れは悔やまないけど
さあお終いよ
現実の中の花も美味しいわ

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