鈍色幻灯

鈍色幻灯

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何度願いを打ち砕かれた その度たまゆら胸を震わせ
救いをさがした 砂舞う街で
嗚呼見えぬ まだ 見えぬ まだ
あの空の月さえも

また誰かが痛みを知った 闇は払えない
こんな世に意味などあるのかと 問いかけて

今それでも宿した心に従って
万の傷跡抱きしめて走れ
無力な体で生き抜いてみせろ
望んだ方へ 強く進め

もしも閻魔が治めていたら 多少は浮世もましだったのか
謂れのない苦悩 降り注いでは
無常突きつける まるで人を手折るように

世界は不確かだ
良く生きても報われない
けれど諦めて虚ろに生きるほど
弱くはいられない 僕ら
惨状が広がる日も

哀が止まぬ時代擦り抜け 何処へ往くのか
相も変わらず雲が空を 隠すけど

なぜ怒りも涙も後悔さえもが
無窮の闇を歩かせるのだろう
分からないけれど
先へ行くために
そう、此処にいると叫んでる声した

救われない世を心あるままに
万の傷跡抱きしめて走れ
無力な瞳が見上げた空へと
ひとつの月が微笑んでいた

鈍色幻灯 見つめてて
命をどうか照らしていて
鈍色幻灯 その消えぬ光のように僕らは行こう
果てない夜