貧乳狂詩曲

柴田浩之

貧乳狂詩曲

作詞:枯堂夏子
作曲:岡素世
発売日:2003/12/21
この曲の表示回数:15,246回

貧乳狂詩曲
模様のない 服を
着てると いつも
どっちが 前なのか
わからない

うつ伏せの まんまで
寝ている方が
肩甲骨の 分だけ
盛り上がる

蚊に 刺されちゃった
ときのほうが まだ
腫れるもんだけどな

バンドエイド ふたつで
ブラジャーに なる

男湯に 居たって
気づかれない

注射の 痕だって
ちょっとは 膨れる
ツベルクリン反応なら
陰性だね

だけど だけど ボク
ホントの 気持ちを
告白しちゃうとね

貧乳 微乳 ドキドキしちゃうのさ
ホントは
貧乳 微乳 よだれが出ちゃうのさ
ぐししっし

巨乳なんて どこがいいのか
タダの 肉の塊
悲しいほど 平らな
オソマツな胸 好きだよ

胸を 大きくする
通販グッズ
隙間 ありすぎて
吸い付かない

マッサージだってした
体操もした
青ヒゲ薬局
行ってもみた

お百度 踏んで
滝に 打たれて
絵馬にも 描いたよ

ダーウィンも 驚く
進化なのかな
哺乳類とは もう
思えない

一流の 大工が
カンナ かけても
そこまでは まっ平らに
削れない

だけど だけど ボク
いつでも ひそかに
見守っているのさ

貧乳 微乳 クラクラしちゃうのさ
ぐひひっひ
貧乳 微乳 ムラムラきちゃうのさ
うひょひょっひょ

大平原に 抱かれながら
地平の果て 夢見る
「平らなものフェチ」かも
魚なら 平目好きさ

貧乳 微乳
ホントは 萌え萌えさ
うししっし
ペチャパイ 素胸(ソムネ)
まな板 滑走路
どひゃひゃっひゃ

のしイカに 関東平野
ベニヤ板に 下敷き
スケート場  焼き海苔
たまらんぜ たたみいわし

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