お袋の袋

橋幸夫

お袋の袋

作詞:秋元康
作曲:都志隆
発売日:1998/11/06
この曲の表示回数:20,389回

お袋の袋
あなたを見ていたら
なぜだか 涙があふれ出す
小さな背中が背負って来た
家族の重さをふと思う

女の一生を
あなたは いつしか追い越して
数えてみれば
しあわせよりも白髪の方が
多くなっている

お袋の袋の中に何がある?
親父と子供の他に何がある?
お袋の袋の中に何がある?
残り少ない暦に
書き込むような
あなたの生き甲斐を贈りたい

今日まで健康に
暮らせたことだけ感謝する
あなたが合わせた掌には
月日の長さが刻まれる

日向のぬくもりは
自分は 最後でいいと言う
振り返るたび
悲しみだけを袂の中に
いつも 引き取ってた

お袋にどういう夢があるのだろう
瞳を閉じれば 何が見えるだろう
お袋にどういう夢があるのだろう
あきらめることばっかり
慣れた心に
ささやかな願いを見つけたい
お袋の袋の中に何がある?
親父と子供の他に何がある?
お袋の袋の中に何がある?
残り少ない暦に
書き込むような
あなたの生き甲斐を贈りたい

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