4人組バンド“それでも世界が続くなら”が、9月21日に2ndミニアルバム『52Hzの鯨』をリリース。『52Hzの鯨』とは、正体不明の種のクジラのこと。他の個体には聞き取れない52ヘルツの周波数で鳴くため【世界でもっとも孤独なクジラ】と言われています。そして、同じように一人ぼっちで生きている方にこそ聴いてほしいのがこのアルバムなんです。ほとんどの人には届かない叫びやSOSだって、同じ周波数の心や音楽となら通じ合えるはず…。また、ジャケットのイラストは<海の底からの光>をイメージしたものだそう。そんな光が、そんな音楽が、毎日「死にたい」と「生きたい」の狭間で苦しんでいる“あなた”に届きますように。
それでも世界が続くなら
篠塚将行(Vo,Gt)、菅澤智史(Gt)、琢磨章悟(Ba)、栗原則雄(Dr)による4人組バンド。2011年結成。2013年にメジャーデビュー。 バンド名の由来は、「もう一度バンドをやるなら、バンド名なんかなくていい」という理由から、「続」という言葉の入った「固有名詞ではない文章」として付けられた。実体験を基にした嘘のない言葉、タブーを超えて現代社会の闇を切り裂くギリギリの美しさを持った楽曲群、少年の純粋さと暴力性を孕んだ声、話しかけてくる様な優しい歌、 自殺的轟音ノイズギターと深遠なリヴァーヴギターが交錯する類を見ないオルタナティブサウンド。
その姿勢と楽曲で、デビュー前から全国のミュージシャンに影響を与え、ライブでは本当に泣いてしまうリスナーが後を絶たない。倦怠感、希死念慮、劣等感、鬱、差別、哲学、心理学、かすかな希望と絶望の向こう側に手を伸ばし続ける、ライブハウスが生んだ国内最高峰の日本語オルタナティヴ・ロックバンド。