知られざる半生をテレビ初公開!

 NHK総合では、本日2月27日(金)10時からの「プレミアム10」で、演歌歌手『ジェロ』に密着したドキュメンタリーを放送する。

 アメリカ・ペンシルベニア州・ピッツバーグ出身のジェロは、'08年2月にシングル「海雪」でデビューし、わずか10カ月で「NHK紅白歌合戦」の舞台に立った27歳の演歌歌手。日本人である祖母・多喜子さんの影響を受けて、幼少より演歌を聴き始めた彼は、祖母を喜ばせるために演歌を歌い始めたが、いつしか自分自身が演歌のとりこになり、デビュー後は、“日本人以上に日本人の心を持つ”と称賛されるまでに。

 NHKでは、デビュー前からジェロに密着し、ビールケースをステージに見立てた商店街でのライブ、地方公演、故郷・ピッツバーグへの里帰りなど、あらゆるシーンで彼の素顔をとらえている。里帰りの際、ジェロはこれまで全く語られることのなかった半生について初めて告白。終戦後、アメリカ人と日本人との国際結婚が珍しかった時代の家族の苦難の歴史、そして異国の地で「演歌」が結んだ親子の絆について触れる。

 2月25日(水)には、デビュー曲「海雪」を収録した初めてのオリジナルアルバム『約束』をリリース。このアルバムでは、宇崎竜童、阿木燿子、秋元康、都倉俊一、中村中、一青窈、横山剣(クレイジーケンバンド)、つんく、春畑道哉(TUBE)、山上路夫、山川啓介他、そうそうたる作家、アーティストが楽曲を提供。演歌の枠を軽々と飛び越えた内容も話題だ。

 同番組では、そんなアルバムのレコーディングにも潜入。そこでジェロは、そんな人たちの期待に応えて歌いこなせるのか、大いに悩む姿も生々しくカメラはとらえている。ヒットの陰にかくれた舞台裏、人間ドラマは見逃せない。

プレミアム10「演歌歌手・ジェロ “母ちゃん”と目指した夢舞台〜」
2月27日(金) 夜10:00-10:50 NHK総合で放送