宛のない手紙

おまえの肩を抱きとめて
たったひとつ尋ねたいことがある

どうしてあなたは死んだのか
どうしてあなたは敗れたのか

重い扉を開けるように
夜明けの闇を照らすように
つきあげる想いをうたいつづけた

あふれる涙が川になり
叫んだ言葉が鳥に変わる

求め合う心が
いつかとどくだろう
愛と自由が出逢うとき

根を切られても花は咲き
草は絶えても空を見る

美しく生きていたいのに
人はどうして生きられない
暗闇の中を流れ流れて

あふれる笑顔が壁を破り
ひびき合う歌が空をこえて

求め合う心が
いつかとどくだろう
愛と自由が出逢うとき

愛と自由が出逢うとき
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