しのび逢い大阪

夜霧が降りて 道頓堀に
あなたとわたしの
恋の一夜(ひとよ)が うずきだす
抱けばやさしい くちびるが
燃えて燃えて燃えるほど
わたし怖いの さよならが
しのび逢いの大阪

ネオンがともる 宗右エ門町よ
ここが出逢いの
憎い切ない 恋の町

不幸つづきの おんなには
夢が夢が散るばかり
明日もあなたに 抱かれたい
しのび逢いの大阪

夜露(つゆ)にぬれる 心斎橋を
歩けばしあわせ
夢がもいちど よみがえる
つくしたりなきゃ つくします
ついてついてついて行く
離れられない あなたから
しのび逢いの大阪
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